Sun Cluster の概念 (Solaris OS 版)

SPARC: LDoms ゲストドメイン: 2 つのホストにわたる複数のクラスタトポロジ

この Logical Domains (LDoms) ゲストドメイントポロジでは、各クラスタは 2 つの異なる Solaris ホストにわたり、それぞれのクラスタは各ホスト上で 1 つのノードを構成します。各 LDoms ゲストドメインノードは、クラスタ内の Solaris ホストと同じように動作します。ここの構成では、両方のクラスタで同じインターコネクトスイッチが共有されるため、各クラスタ上で別のプライベートネットワークアドレスを指定する必要があります。プライベートネットワークアドレスを変えずに、インターコネクトスイッチを共有するクラスタ上で同じプライベートネットワークアドレスを指定すると、構成に障害が発生します。

クラスタ内の LDoms ゲストドメインおよび LDoms I/O ドメインの使用法とインストールのガイドラインに関する詳細は、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』「Sun Logical Domains ソフトウェアをインストールしてドメインを作成する」を参照してください。

次の図は、2 つのホストにわたる 2 つ以上のクラスタの構成を示したものです。

図 2–8 SPARC: 2 つのホストにわたる複数のクラスタ

図 : この図については、前の本文中で説明しています。