Sun Cluster のシステム管理 (Solaris OS 版)

Procedureクラスタコンソールに安全に接続する

クラスタノードのコンソールへの Secure Shell 接続を確立するには、次の手順を実行します。

始める前に

端末集配信装置を使用している場合は、clusters ファイル、serialports ファイル、nsswitch.conf ファイルを構成します。これらのファイルは、/etc 内ファイルまたは NIS/NIS+ データベースのどちらでもかまいません。


注 –

serialports ファイルで、各コンソールアクセスデバイスへの安全な接続に使用するポート番号を割り当てます。Secure Shell 接続のデフォルトのポート番号は 22 です。


詳細は、clusters(4)serialports(4) のマニュアルページを参照してください。

  1. 管理コンソールでスーパーユーザーになります。

  2. 保護されたモードで cconsole ユーティリティーを起動します。


    # cconsole -s [-l username] [-p ssh-port]
    
    -s

    Secure Shell 接続を有効にします。

    -l username

    遠隔接続のユーザー名を指定します。-l オプションが指定されていない場合、cconsole ユーティリティーを起動したユーザー名が使用されます。

    -p ssh-port

    使用する Secure Shell ポート番号を指定します。-p オプションが指定されていない場合、デフォルトのポート番号 22 が安全な接続に使用されます。