Sun Cluster の Oracle 用データサービス (Solaris OS 版)

新しいリソースタイプバージョンの登録に関する情報

SUNW.oracle_server リソースタイプのバージョンと Sun Cluster データサービスのリリースの関係は、次の表のとおりです。Sun Cluster データサービスのリリースは、リソースタイプが導入されたバージョンを表します。この表は、それぞれの新しいバージョンで導入された変更の概要も示しています。

SUNW.oracle_server リソースタイプバージョン

Sun Cluster データサービスのリリース 

変更の概要 

1.0 

なし 

1.1 

3.0 5/02 asynchronous release  

導入したこのリソースタイプのアップグレードを有効にする指示 

Auto_End_Bkp 拡張プロパティーの導入

3.1 

3.1 5/03 

Restart_type 拡張プロパティーの導入

3.1 10/03 

Custom_action_file 拡張プロパティーの導入

3.1 8/05 

変更された拡張プロパティーのデフォルト値は次のとおりです。 

  • Probe_timeout 拡張プロパティーのデフォルト値が 300 秒に延長されました。

  • Restart_type 拡張プロパティのデフォルト値が RESOURCE_RESTART に変更されました。

3.2  

スタンバイインスタンスのサポート 

Dataguard_role 拡張プロパティーが導入されました。使用可能な値は次のとおりです。

  • NONE

  • PRIMARY

  • STANDBY

  • IN_TRANSITION

Standby_mode 拡張プロパティーの導入 使用可能な値は次のとおりです。

  • LOGICAL

  • PHYSICAL

登録されているリソースタイプのバージョンを調べるには、次のどちらかのコマンドを使用します。

この ソースタイプのリソースタイプ登録 (RTR) ファイルは、/opt/SUNWscor/oracle_server/etc/SUNW.oracle_server です。