ここでは、このリリースの Delegated Administrator に対する次のプラットフォーム、クライアント製品、およびソフトウェアの追加要件について説明します。
Sun Java System インストーラを使って Sun Java System Communications Services Delegated Administrator 2005Q4 をインストールし終わったら、Delegated Administrator の最新パッチをダウンロードおよびインストールすることをお勧めします。
http://sunsolve.sun.com にアクセスし、「Patches」、「Patch Portal」のいずれかを選択します。Delegated Administrator の現在のパッチ番号は、次のとおりです。
119777
119778
119779
Delegated Administrator のパッチの詳細については、SunSolve サイトを確認してください。
このリリースは、Messaging Server、Calendar Server、およびその他の Java Enterprise System コンポーネントがサポートするのと同じプラットフォームをサポートします。
具体的には、このリリースは次の各プラットフォームをサポートします。
Solaris 10 Operating System + ゾーンのサポート (SPARCTM および x86 プラットフォーム版)
Solaris 9 Operating System Update 2 (SPARCTM および x86 プラットフォーム版)
Solaris 8 Operating System (SPARCTM プラットフォーム版)
Red Hat Linux 2.1 Update 2 (またはそれ以降のアップデート)
Red Hat Linux 3.0 Update 1 (またはそれ以降のアップデート)
必須アップグレードパッチやカーネルバージョンなど、Solaris と Linux の要件の詳細については、『Sun Java Enterprise System インストールガイド』および『Sun Java Enterprise System リリースノート』を参照してください。
このリリースの Delegated Administrator に必要な Java Enterprise System コンポーネント、ツール、および LDAP スキーマのバージョンは、次のとおりです。
Directory Server 5.x
Access Manager 6.2 以上
Messaging Server 6、Calendar Server 6 のいずれかまたはその両方。
Messaging Server の要件については、第 2 章「Sun Java System Messaging Server 6 2005Q4 リリースノート」を参照してください。
Calendar Server の要件については、第 1 章「Sun Java System Calendar Server 6 2005Q4 リリースノート」を参照してください。
Java Enterprise System Web コンテナ。Delegated Administrator は、次のいずれかの Web コンテナに配備する必要がある。
Sun Java System Web Server 6.1 以上
Sun Java System Application Server 7.x
Sun Java System Application Server 8.x
Directory Server Preparation Tool (設定スクリプト): comm_dssetup.pl version 6.3–2.03
このバージョンの comm_dssetup.pl が提供されるのは、Java Enterprise System 2005Q4 インストーラを使って Directory Server をインストールした場合です。
LDAP Schema 2。このリリースの Communications Services Delegated Administrator は、LDAP Schema 2 ディレクトリ内でユーザーをプロビジョニングするように設計されています。
Directory Server、Access Manager、Web Server、および Application Server の要件については、それらの製品の現在のリリースノートを参照してください。
この節で挙げた Java Enterprise System コンポーネントのインストール手順については、『Sun Java Enterprise System インストールガイド』を参照してください。
Delegated Administrator のメモリーとディスク容量に関する要件は、Delegated Administrator の配備先 Web コンテナの要件と同じになります。
Web コンテナのハードウェア要件については、この Java Enterprise System コンポーネントの現在のリリースノートを参照してください。
Delegated Administrator コンソールは、JavaScript に対応したブラウザを必要とします。最適なパフォーマンスを得るには、「クライアントソフトウェアの要件」に記載されたブラウザの使用をお勧めします。
表 4–2 Delegated Administrator コンソール用の推奨ブラウザ
ブラウザ |
Windows XP |
Windows 2000 |
Solaris |
---|---|---|---|
NetscapeTM Navigator |
7.2 以降 |
7.2 以降 |
7.2 |
Microsoft Internet Explorer |
6.0 SP1 以降 |
6.0 SP1 以降 |
NA |
MozillaTM |
1.4 以降 |
1.4 以降 |
1.4 以降 |