Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

管理サーバー初期実行時設定用ワークシート

Java Enterprise System インストーラを通じて管理サーバーの初期実行時設定プログラムを実行するときは、インストールパラメータを次の表に記録します。これらのパラメータの中には、Messaging Server 初期実行時設定に必要なものがあります。いくつかの質問項目については、「Directory Server インストール用ワークシート」も参照してください。

表 15–3 管理サーバー初期実行時設定プログラムのパラメータ

パラメータ 

説明 

例 

実際の設定値 

Fully Qualified Domain Name 

ホストマシンの完全修飾ドメイン名。 

svr1.west.sesta.com

 

Server Root Definition 

管理サーバーがインストールされる root ディレクトリで、サーバープログラム、設定、保守、および情報ファイルの格納専用に使用されます。 

/var/opt/mps/serverroot

 

UNIX System User 

システムユーザーに特定の権限を指定することで、ユーザーが実行するプロセスに適切な許可を与えることができます。値は常に root となります。

root

 

UNIX System Group 

特定の UNIX ユーザーが属するグループ。値は常に other となります。

other

 

Configuration Directory Server 

「Directory Server インストール用ワークシート」で指定されるホストとポート。

Host svr1.west.sesta.com

Port 390

 

Configuration Directory Server Administrator and Password 

「Directory Server インストール用ワークシート」で指定される管理者 ID。

管理者 ID のパスワード。 

Admin

PaSsWoRd

 

Administration Domain 

管理制御の対象範囲。 

Messaging Server と Directory Server を同じマシンにインストールした場合は、「Directory Server インストール用ワークシート」で同じ管理ドメインを選択する必要があります。

System Lab2 

 

Administrative Server Port 

管理サーバー専用の固有のポート番号。 

5555