Java Enterprise System インストーラを通じて管理サーバーの初期実行時設定プログラムを実行するときは、インストールパラメータを次の表に記録します。これらのパラメータの中には、Messaging Server 初期実行時設定に必要なものがあります。いくつかの質問項目については、「Directory Server インストール用ワークシート」も参照してください。
表 15–3 管理サーバー初期実行時設定プログラムのパラメータ
パラメータ |
説明 |
例 |
実際の設定値 |
---|---|---|---|
Fully Qualified Domain Name |
ホストマシンの完全修飾ドメイン名。 |
svr1.west.sesta.com | |
Server Root Definition |
管理サーバーがインストールされる root ディレクトリで、サーバープログラム、設定、保守、および情報ファイルの格納専用に使用されます。 |
/var/opt/mps/serverroot | |
UNIX System User |
システムユーザーに特定の権限を指定することで、ユーザーが実行するプロセスに適切な許可を与えることができます。値は常に root となります。 |
root | |
UNIX System Group |
特定の UNIX ユーザーが属するグループ。値は常に other となります。 |
other | |
Configuration Directory Server |
「Directory Server インストール用ワークシート」で指定されるホストとポート。 |
Host svr1.west.sesta.com Port 390 | |
Configuration Directory Server Administrator and Password |
「Directory Server インストール用ワークシート」で指定される管理者 ID。 管理者 ID のパスワード。 |
Admin PaSsWoRd | |
Administration Domain |
管理制御の対象範囲。 Messaging Server と Directory Server を同じマシンにインストールした場合は、「Directory Server インストール用ワークシート」で同じ管理ドメインを選択する必要があります。 |
System Lab2 | |
Administrative Server Port |
管理サーバー専用の固有のポート番号。 |
5555 |