Sun Java System Instant Messaging 7 2006Q1 リリースノート

Instant Messaging サーバーメモリーの調整

Instant Messaging サーバーの実行には、パフォーマンスに優れ、人間工学機能のサポートによりコマンド行による調整を必要としない J2SE バージョン 5 を使用してください。このバージョンの Java の使用に関する詳細については、次の文書を参照してください。

Instant Messaging サーバーは、iim.confiim.jvm.maxmemorysize パラメータを使用して、割り当てる JVM ヒープの最大サイズを設定します。このパラメータのデフォルト値は 256M バイトですが、Instant Messaging のアクティブな大容量配備ではそれ以上のメモリーが必要になります。サーバープール内の Instant Messaging サーバーに割り当てるメモリーの容量は、サポートが必要となる並行アクティブユーザーの数によって異なります。サーバープール内の各 Instant Messaging サーバーに 256M バイトが必要となることに加えて、接続/アクティブ状態の各ユーザーが次のような操作を毎日実行する場合には、個々のユーザーにさらに 65K バイトが必要となります。

ニュースやファイル転送といった Instant Messaging の追加サービスを使用したり、メッセージフィルタ、アーカイブ、SSL などの機能を使用することによりユーザーの作業負荷が増える場合には、消費するメモリーがさらに増えます。Instant Messaging を本稼働環境に配備する前に、標準的なユーザー活動のロードプロファイリングを行うようにしてください。Instant Messaging 配備のロードプロファイリングの詳細については、Sun サポートサービスにお問い合わせください。