次の手順では、新しいインデックスまたは変更したインデックスを検索できるように、インデックスファイルを生成します。
DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。
インデックスファイルは、次のいずれかの方法で生成します。
オンラインで新しいインデックスファイルを生成します。
$ dsconf reindex -h host -p port [-t attr] suffix-DN |
-t は、すべての属性ではなく、指定した属性のみインデックスを再生成するように指定します。
たとえば、preferredLanguage インデックスを再生成するには、次のように入力します。
$ dsconf reindex -h host -p port -t preferredLanguage dc=example,dc=com |
dsconf reindex コマンドの実行中も、サーバーからサフィックスの内容を使用できます。ただし、コマンドが完了するまで検索のインデックスは作成されません。インデックスの再生成は多くのリソースを消費するタスクであるため、サーバー上のその他の処理のパフォーマンスに影響を生じることがあります。
オフラインで新しいインデックスファイルを生成します。
$ dsadm reindex -t attr instance-path suffix-DN |
たとえば、preferredLanguage インデックスを再生成するには、次のように入力します。
$ dsadm reindex -t preferredLanguage /local/ds dc=example,dc=com |
サフィックスを再初期化することによって、オフラインで速やかにすべてのインデックスを再生成します。
サフィックスを再初期化すると、すべてのインデックスファイルが自動的に再生成されます。ディレクトリのサイズによりますが、多くの場合、複数の属性のインデックスを再生成するよりサフィックスの再初期化の方が高速です。ただし、初期化時にはサフィックスを使用できません。詳細については、「再初期化によるサフィックスのインデックスの再生成」を参照してください。
dsconf import か dsconf reindex のいずれか、または複数のサフィックスで並行して両方のコマンドを実行すると、トランザクションログが大きくなり、パフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。