Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 管理ガイド

ProcedureLDAP データソースを作成する

DSCC を使用してこの作業を実行できます。詳細は、「Directory Service Control Center のインタフェース」と DSCC のオンラインヘルプを参照してください。

  1. データソースを作成します。


    $ dpconf create-ldap-data-source -h host -p port source-name host:port
    

    このコマンドで、source-name は新しいデータソースに割り当てる名前です。host port は、LDAP サーバーが実行されているホストとポートを示します。データソースはデフォルトで SSL を使用しない点に注意してください。

    ホストが IP V6 アドレスで指定されている場合、データソースの作成時に IP V6 参照を使用する必要があります。たとえば、Directory Proxy Server がポート 2389 で IP V6 アドレス fe80::209:3dff:fe00:8c93 を持つホストにバインドされる場合、次のコマンドを使用してデータソースを作成します。


    $ dpconf create-ldap-data-source -h host1 -p 1389 ipv6-host \
     [fe80::209:3dff:fe00:8c93]:2389

    コンソールを使用してデータソースを作成する場合は、実際の IP V6 アドレスを角括弧なしで指定する必要があります。

    LDAP データソースのプロパティーの変更方法については、「LDAP データソースを設定する」を参照してください。

  2. (省略可能) データソースの一覧を表示します。


    $ dpconf list-ldap-data-sources -h host -p port