この節では、Sun Java System Web Server 6.1 SP7 がリリースされた時点での非常に重要な既知の問題および制限を一覧表示します。問題を次のように記述します。
次の表に、一般的な既知の問題を示します。
表 13 一般的な既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6198559 |
JES3: Linux での Web Server のパッチアップグレードで、誤ったアンインストール通知が表示される。 |
4988370 6413819 |
HP-UX 11.0 プラットフォームで、特定の状況で内容が更新されない。 HP-UX オペレーティングシステムには、ファイルアクセス用に 2 つのキャッシュ領域「ページキャッシュ」および「バッファーキャッシュ」がある。一般に、アプリケーションが mmap 関数を実行すると、ファイルはページキャッシュにマップされる。 ただし現在のところ、PRIVATE オプションを指定して mmap が実行されても、オペレーティングシステムが「ページキャッシュ」と「バッファーキャッシュ」の間でデータを同期することはない。ファイルをコピーする場合でも、オペレーティングシステムがキャッシュされたデータを更新するのは、「バッファーキャッシュ」内に限られる。 回避策: テキストエディタを使用して、毎回内容を更新します。 |
6404983 |
管理 GUI を使用して LDAP サーバーからユーザーおよびグループを検索すると失敗する。 回避策: この機能が動作するためには、Red Hat AS 3.0 update 1 — uname -r: 2.4.21-9.ELsmp をインストールしてください。 |
次の表は、管理における既知の問題を一覧したものです。
表 14 管理における既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6301761 |
Mozilla 1.4 および Firefox 1.0.6 で、ACL アプレットのロードに失敗する。 |
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6021151 |
HttpServerAdmin を使用して JNDI リソースを作成する際、LDAP ドメイン名にコンマが含まれていると問題が発生する。 回避策: HttpServerAdmin でプロパティー内の「,」をエスケープするには、エスケープ文字として「\\」を使用します。Windows プラットフォームでは「\」を使用します。 プロパティー java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues, ou=tms,ou=services,ou=abc で、「,」は次に示すようにエスケープします。 -property java.naming.provider.url=ldap://localhost:389/ou=loggingQueues \\,ou=tms\\,ou=services\\,ou=abc |
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5007892 |
Distributed Administration: ACL を削除しても obj.conf が消去されない。 回避策: https-admserv の NameTrans をコメントアウトします。
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5035129 |
RedHat Linux Advance Server 3.0 上で WS 6.1 SP2 Admin を使用して、Directory Server の user/group/ou を管理できない。 |
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4650456 |
マルチバイト文字を使用すると、「View Access」および「View Error」が正しく機能しない。 |
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4652585 |
分散管理を有効にすると、ローカルの管理ユーザーが無効になる。 回避策: 分散管理のグループ内に、デフォルトの管理ユーザー名でユーザーを作成します。 新規に作成した LDAP 管理ユーザーには、Web Server の管理ユーザーと同じパスワードを設定する必要があります。 |
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4725683 |
ログファイルの日付スタンプが、ローカルのタイムゾーンになっていないため、正しくない日付が表示される。 回避策: ログファイル名の拡張子の日付をログエントリの日付にする場合は、23:59 でログファイルがローテーションするようにサーバーを設定します。 |
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4761960 |
Web Server 6.0 SP4: SASL および匿名バインドを使用すると、分散管理を有効にできない。 回避策: SSL 対応のディレクトリサーバーに匿名バインドを使用しないでください。 |
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4841310 |
.htaccess で認証すると、REMOTE_USER 変数を取得できない。 回避策: .htaccess ファイルを使用可能にすると、サーバーはリソースを提供する前に、.htaccess ファイルを確認します。サーバーはリソースと同じディレクトリおよびそのディレクトリの親ディレクトリで .htaccess ファイルを検索します。この検索はドキュメントのルートまで続けられます。たとえば「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されているときに、クライアントが /sun/server/docs/reports/index.html を要求すると、サーバーは /sun/server/docs/reports/.htaccess および /sun/server/docs/.htaccess で .htaccess ファイルを確認します。 サーバーの「Addtional Document Directories」および「CGI Directory」機能で、管理者は代わりのドキュメントルートを定義できます。代わりのドキュメントルートが存在すると、htaccess ファイルの処理に影響します。たとえば、サーバーの「Primary Document Directory」が /sun/server/docs に設定されていて、CGI プログラムが /sun/server/docs/cgi-bin/program.cgi にあるとします。 CGI を「File Type」として有効にした場合、クライアントが CGI プログラムに要求を発行すると、サーバーは /sun/server/docs/.htaccess と /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess の両方の内容を評価します。 しかし、「CGI Directory」として /sun/server/docs/cgi-bin を設定すると、サーバーは /sun/server/docs/cgi-bin/.htaccess は検査しますが、/sun/server/docs/.htaccess は検査しません。これは、「CGI Directory」で /sun/server/docs/cgi-bin を指定したことで、代替のドキュメントルートとしてマークされたためです。 |
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4865295 |
管理インタフェースの分散管理下で、エンドユーザー管理機能がサポートされない。 |
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4882999 |
管理GUI のページの見た目と使い心地に一貫性がない。 |
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4888696 |
Netscape Navigator 7.0 で情報の入力が不十分な場合に、管理 GUI の「Add Server」ページが消える。 回避策: 「OK」をクリックする前に「Add Server」ページに完全な情報を入力してください。必要であれば、「Add Server」の GUI を復元するためにページを再読み込みするか、別のページまたは別のタブをクリックして、「Add Server」ページに戻ってください。このバグは、Netscape Navigator 7.0 でのみ発生します。 |
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4910309 |
「NULL」が警告メッセージで正しく表示されない。 この語は、Virtual Server Manager の 「Virtural Server」ページの Pick Directory でディレクトリサービスを編集しているときに表示されます。 |
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4905808 |
スーパーユーザーが、分散管理を有効にしたあと、管理インタフェースにアクセスできない。 回避策: 分散管理を有効にしたあと、「スーパーユーザー」と同じ管理ユーザー名とパスワードを持つ LDAP のユーザーを作成します。 |
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4908694 |
ログ設定用のデフォルトのリンクが動作しない。 「Virtual Server」ページ用の「Logging Settings」でデフォルトリンクがデフォルトのパスを設定せず、リセットボタンとして動作します。 |
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4910197 |
JDBC リソースを編集するとき、プロパティーページの値が、削除後も保持される。 |
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4911552 |
.shtml ファイルが、構文解析されるべきでないときに構文解析される。 |
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ID なし |
Web Server に付属の sun-web.xml ファイルで間違った DTD の場所が示されている。 修正: 正しい場所は http://www.sun.com/software/dtd/webserver/sun-web-app_2_3-1.dtd です。 |
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6284698 |
root ユーザーでないユーザーとしてインストールすると、Web Server が動作しない。 回避策: Web 管理コンソールを使用せずに、コマンド行からWeb Server インスタンスを起動します。 |
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6078104 |
passthrough プラグインが設定されている場合に、WS6.1 からJSP アプリケーションにアクセスできない。 回避策: passthrough の service 指令から、次のように行を変更します。 Service type="magnus-internal/passthrough" fn="service-passthrough" servers="http://server:port" 変更後 Service fn="service-passthrough" servers="http://server:port" |
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4991278 |
JSP ClassCache ファイルを削除するための管理 GUI 機能がない。 |
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6316265 |
管理 GUI では、変更を有効にするために「Click Apply」と指示されているが、管理サーバーに「Apply」ボタンはない。 |
次の表に、コアにおける既知の問題を示します。
表 15 コアにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6363944 |
Web Server 6.1SP5 (64 ビット) で Solaris 暗号化ソフトトークン (libpkcs11.so) を使用すると、webservd 子プロセスが孤立する。 回避策: この問題は、Solaris ソフトトークンを使用するようにサーバーが明示的に設定されているときに限り発生します。fork()、Runtime.exec()、または <!--#exec cmd="..."--> を使用する必要がある場合は、Solaris ソフトトークンを使用するようにサーバーを設定しないでください。 |
6313832 |
既存の 32 ビットプラグインを 64 ビットリリースで使用できない。64 ビット Sun Java System Web Server リリースを使用して 32 ビットプラグインを読み込もうとすると、以下のようなエラーメッセージが生成される。 Sun ONE Web Server 6.1SP5 (64-Bit) B10/28/2005 09:00 failure:CORE3170:Configuration initialization failed:Error running init function load-modules:dlopen of plugin.so failed (ld.so.1:webservd:fatal:plugin.so:wrong ELF class:ELFCLASS32) 回避策: 32 ビットリリースの Sun Java System Web Server を使用するか、またはプラグインベンダーに連絡してプラグインの 64 ビットリリースを入手してください。 |
4939491 |
HP-UX: ./stop スクリプトを実行するとエラーメッセージが表示されてプロセスグループが終了する。 |
次の表は、マニュアルとオンラインヘルプにおける既知の問題を一覧したものです。
各国語版の6.1 のマニュアルにおける既知の問題の一覧については、「6.1 マニュアルにおいて解決済みの問題」を参照してください。
バグ ID |
説明 |
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6506960 |
オンラインヘルプで認証パスワードの最大文字数が 8 文字と記載されている。 追加情報: 認証パスワードの認証文字は 8 文字より長くできます。 |
4964908 |
機能のアップグレードに関するマニュアルがない。 追加情報: 「インストール、アップグレード、移行に関する注意事項」 を参照して下さい。 |
5016571 |
Generic Thread Pools の下の「オンラインヘルプ」ページの情報が誤っている。 |
5053339 |
「オンラインヘルプ」 — 『管理者ガイド』およびオンラインヘルプに、ディレクトリの索引化に関する情報がない。 |
4928287 |
すべてのドキュメントで、 instance/lib ディレクトリが存在しないことを通知していない。 追加情報: このディレクトリはインストーラによって作成されません。ディレクトリが存在しない場合、ユーザーが作成する必要があります。 |
6237303 |
『SUN ONE Web Server 6.1 リリースノート』には、Solaris SPARCプラットフォームに必要なパッチで記載されていないものがある。 追加情報: Solaris release 8 上の Web Server 6.1 には、109326-09 パッチが必要です。 |
次の表は、インストールにおける既知の問題を一覧したものです。
表 17 インストールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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5020317 |
JDK だけをアップグレードすると、検索が使用できなくなる。ユーザーは例外を受け取り、検索ページは GUI からアクセスできなくなる。 回避策: この例外は、Web Server 6.1 SP2 コアが一緒にインストールされているか、JDK を単独でインストールする前にインストールされている場合は発生しません。また、JDK をアップグレードした Web Server 6.1 SP1 の上に Web Server 6.1 SP2 コアをインストールしている場合も、例外は起きません。 |
4855263 |
Sun Java System Web Server は、たとえば Program Files のようにディレクトリ名の中に空白が含まれているディレクトリにインストールされている場合には起動しない。これについてのエラーメッセージは、インストール中には表示されませんが、インストール後に「サーバーは起動しません」と表示されます。 回避策: Web Server を、ディレクトリ名に空白が含まれているディレクトリにインストールしないでください。 |
4869238 |
Microsoft Windows プラットフォームにおいて、Sun Java System Web Server インストーラが、>server-root などのロングネームを受け付けない。 回避策: Sun Java System Web Server インストールディレクトリのパス名は、フィールドでは 256 文字まで入力できますが、128 文字以内で指定してください。 |
4901205 |
Solaris プラットフォームで、インストーラの「完全修飾ドメイン名」画面に続く画面 (「ユーザーおよびグループ名」画面から始まる) で、Ctrl + B キーが機能しない。 回避策: インストール中、前の画面に戻る必要がある場合は、インストーラを終了して再起動してください。 |
4937915 |
AIX プラットフォームでインストール中に Ctrl + C キーを押すと端末画面がハングする。 この問題は、Web Server のインストールされるコンピュータ名を指定するために使用する画面で発生します。 |
4960048 |
Sun Java System Web Server 6.1 SP1 にアップグレードするときに、SNMP 関連ファイルがいくつか上書きされる。 回避策: アップグレードの前に次のファイルをバックアップしてください。 server-root/plugins/snmp/magt/CONFIG server-root/plugins/snmp/sagt/CONFIG |
次の表は、移行における既知の問題を一覧したものです。
表 18 移行における既知の問題
次の表は、サンプルアプリケーションにおける既知の問題を一覧したものです。サンプルアプリケーションが正しく機能するのを妨げる問題はありません。
表 19 サンプルアプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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5014039 |
web.xml で、simple の JSP ファイルが distributable タグのため例外をスローする。 回避策:
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ID なし |
rmi-iiop サンプルで手順が 1 つ抜けている。 「Deploying the Sample Application」セクションで、コマンド ant deploy (手順 2) の実行後、Web Server インスタンスを再起動します。 注 – 「ant」は Java のビルドツールで、Apache からダウンロードする必要があります (http://ant.apache.org)。install-root/plugins/java/samples/docs/ant.html の情報も参照してください。 |
ID なし |
jdbcrealm サンプルの Oracle ドライバ名が誤っている。 「Compiling and Assembling the Sample Application」の節、手順 2b で、次の行をその下の記述に変更します。 <PROPERTY name="dbdrivername" value="oracle.jdbc.pool.OracleDataSource"> 変更後 <PROPERTY name="dbdrivername" value="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"> |
次の表は、検索における既知の問題を一覧したものです。
表 20 検索における既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4977315 5038203 |
6.1 の AIX 検索エンジンには、ソート順序を変更する機能がない。 回避策: デフォルトの順序を変更するには、ソート文字列の先頭に「+」を追加します。URL 内の「+」はエスケープされるため、「%2B」を使用して順序を変更します。この場合、URL を次のように変更します。 http://host/search/index.jsp?si=1&ns;=10&c;=test&qt;=*&sb;=%2Bwriter |
4684124 |
すでにインデックス作成済みのコレクションのドキュメントルートを変更した場合、検索で返されるドキュメントは「Document Not Found」エラーをスローする。 回避策: 次のいずれかの手順を実行して、コレクション全体を再構築します。
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4911725 |
大文字と小文字の異なるパターンを使用して、単語を検索した場合に、検索が機能しない。 大文字と小文字の混在した単語を検索した場合、検索結果は検索ページに表示されません。たとえば、sample や SAMPLE の代わりに sAmpLe と入力した場合などです。 |
4963236 |
HP-UX: 検索コレクションに含めるための PDF ファイルから HTML への変換ができない。 この問題は、HP-UX 11i システムに次のパッチがインストールされると発生します。 PHSS_28871 — ld/linker 累積パッチ |
次の表は、セキュリティーにおける既知の問題を一覧したものです。
表 21 セキュリティーにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4671445 |
Sun Java System Web Server が、LDAP クライアント認証を要求される場合、SSL を介して LDAP サーバーに接続できない。 Sun Java System Web Server がクライアント認証を必要とする LDAP サーバーに接続する (この場合、Web Server はクライアントになる) 場合、Web Server の証明書を送信できず、アクセスが失敗します。 |
4863599 |
異なる組織単位の下では同じグループ名を使用できない。 同じグループ名が使用されていて、グループ名でアクセスを制限しようとした場合、Sun Java System Web Server は、クライアントがそのサイトにアクセスしようとしたときにエラーを返します。 回避策: 各組織単位では異なるグループ名を使用してください。 |
4963468 |
環境によっては、「リスト」権限がディレクトリのリスト表示に効力を発揮しない。 『Sun Java System Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 9 章によると、インデックスファイルを格納していないディレクトリからディレクトリリストを取得するには「リスト」権限が必要です。しかし、特定の環境においては、適切な ACL によってリスト権限が拒否された場合でも、ディレクトリのリストを取得できます。 ディレクトリの索引化を制限する必要がある場合は、リスト権限を拒否する代わりにまたはこれに追加して、『Sun Java System Web Server 6.1 管理者ガイド』の第 16 章に説明されているように、索引化を無効にします。 |
6310956 6298215 |
LDAP が時間切れ (LDAP にタイムアウトが設定されているなど) のため接続をドロップすると、Web Server は LDAP への接続を再初期化できない。この問題は、Web Server がJES3/JES4 インストールの一部としてインストールされている場合にのみ発生する。スタンドアロン(ファイルベース) インストールでは発生しない。 回避策:
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次の表は、ツールにおける既知の問題を一覧したものです。
表 22 ツールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4905696 |
Microsoft Windows では、ファイル名を含めたクラスファイルの深さが 255 文字を越えた場合、配備は失敗する。 |
4912181 |
Linux では、wdeploy コマンド行ユーティリティーを使用してアプリケーションを配備したとき、NULL ポインタ例外がスローされる。この問題は、配備の終了時に、配備が成功した場合のみ発生する。 回避策: エラーは、配備に続いて reconfigure スクリプトの実行後、wdeploy が stdout/stderr を読み込むときに発生します。再設定メッセージのエラーログを調べて、サーバーが実際に再設定を行 なったかどうか確認する必要があります。メッセージがそこになかった場合、手動で reconfigure スクリプトを実行してください。 |
次の表に、Web コンテナにおける既知の問題を示します。
表 23 Web コンテナにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6387189 |
配備されたモジュールでの Java のロギングの問題。 |
4903162 |
url-patterns での大文字と小文字の使用に関連した Microsoft Windows の問題。 サーブレットの仕様により、web.xml の url-pattern 要素は大文字と小文字が区別されて扱われます。これによって Microsoft Windows ではユーザーの予期しない動作が発生する場合があります。たとえば、クライアントが index.html と一致するものと考えて index.HTML を要求した場合など。 |
次の表は、WebDAV における既知の問題を一覧したものです。
表 24 WebDAV における既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4892017 |
親ディレクトリが排他的にロックされた場合、リソースの名前を変更、またはリソースの移動ができない。 この問題は、DAV クライアントが誤った If : ヘッダーを送信するとき発生します。たとえば、Macromedia Dreamweaver または DAV Explorer を使用して Web Server に接続し、コレクションを作成して、コレクションを無限の深さでロックする (すべてのリソースもロックする) 場合、リソースの名前を変更、またはリソースを削除できません。Adobe GoLive は、ロックの owner href が auth_user と一致する場合に、正しい If : ヘッダーを送信します。GoLive ではその他すべての場合、誤ったヘッダーも送信されます。 |
4902651 |
Virtual Server Manager の 「Lock Management」画面が、ハードリンク用のロック情報を適切に表示しない。 ハードリンクおよびシンボリックリンクは、Sun Java System Web Server の WebDAV 実装ではサポートされません。 |
次の表は、ローカリゼーションにおける既知の問題を一覧したものです。
表 25 ローカリゼーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4937055 |
Web Server の管理オンラインヘルプは一部しかローカライズされていない。 管理オンラインヘルプは、初期段階までしかローカライズされていません。初期ヘルプページはローカライズされていますが、ページのリンク、たとえば「サーバーの削除」をクリックしても、英語版のヘルプ内容が表示されます。 |
6441984 |
ロケールを zh-cn に設定しても、管理オンラインヘルプが英語で表示される。 zh-cn ロケール用の管理オンラインヘルプは英語で記述されています。ブラウザのロケールが zh-cn の場合、管理 GUI オンラインヘルプは英語で表示されます。 回避策: 中国語でオンラインヘルプを表示するには、ブラウザのロケールを zh に設定します。 |