Sun Java System Web Server 6.1 SP13 リリースノート

コア

次の表に、コアにおける既知の問題を示します。

表 7 コアにおける既知の問題

問題 ID 

説明 

6363944 

Web Server 6.1SP5 (64 ビット) で Solaris 暗号化ソフトトークン (libpkcs11.so) を使用すると、webservd 子プロセスが孤立する。

回避方法: この問題は、Solaris ソフトトークンを使用するようにサーバーが明示的に設定されているときに限り発生します。fork()Runtime.exec()、または <!--#exec cmd="..."--> を使用する必要がある場合は、Solaris ソフトトークンを使用するようにサーバーを設定しないでください。

6641109 

NFS マウントされた docroot ディレクトリを使って設定された Web サーバーがクラッシュする

NFS を使用していて MediumFileSizeLimit>0 の場合に NFS ファイルが削除または置換されると、Web サーバーがクラッシュします。したがって、ドキュメントルートが NFS 上にマウントされている場合は、MediumFileSizeLimit>0 を使用しないようにしてください。

回避方法

NFS クライアントのように、Web サーバーのドキュメントが NFS マウント上に存在している場合には、nsfc.conf 内で MediumFileSizeLimit を 0 に設定します。

6766108 

index ファイルが Web サーバーの config ディレクトリから表示される。

ディレクトリの索引化が「None」に設定されているとき、Web サーバーは 404 エラーの代わりに 500 エラーをスローします。また、index ファイルが config ディレクトリから表示され、重要な情報が公開されます。

回避方法

obj.conf ファイルを次のように変更することにより、応答が修正され、index ファイルを表示せずに 404 エラーを返すようになります。


<Client type="magnus-internal/directory">
ObjectType fn="set-variable" error="403" noaction="true"
</Client>
Service method="{GET|HEAD}" type="magnus-internal/directory" fn="send-error"
path="/tmp/index.html"
Service method="{GET|HEAD|POST}" type="*~magnus-internal/*" fn="send-file"
Service method="TRACE" fn="service-trace"