Sun Java System Web Server 6.1 SP13 リリースノート

一般

次の表に、一般的な既知の問題を示します。

表 5 一般的な既知の問題

問題 ID 

説明 

6496339 

(Windows 2003 のみ) Web Server 6.1 SP6 で、lganalyz.exe アプリケーションエラーによりレポート作成が失敗する。

回避方法:

  1. Web サーバーマシンにログインします。

  2. WSinstall\bin\https\httpadmin\bin に移動します。

  3. flexanlg util コマンドを実行して、レポートを取得します。たとえば、次のようにします。C:/Sun/WEBSER~1.1/extras/flexanlg/flexanlg -F -n jwsoffice -x -iC:/Sun/WEBSER~1.1/HTTPS-~2/logs/access -c hnrfeuok -t s5m5h10 -l c+5h5 -p ctl


注 –
  • 上記のコマンドはひと続きの行で入力してください。

  • jwsoffice を、使用しているホスト名または IP アドレスに置き換えます。出力を HTML ファイルにエクスポートして、ブラウザを使用してそれを表示することもできます。flexanlg ユーティリティーの詳細については、『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator’s Guide 』を参照してください。


6553259 

Web Server 6.1 SP8 を JDK 6 を使用して実行すると、それよりも古いバージョンの JDK を使用して実行した場合とは異なる順序で検索コレクション名 (チェックボックス) が検索ページに表示される。 

6198559 

JES3: Linux での Web サーバーのパッチアップグレードで、誤ったアンインストール通知が表示される。 

4988370 

6413819 

HP-UX 11.0 プラットフォームで、特定の状況で内容が更新されない。 

HP-UX オペレーティングシステムには、ファイルアクセス用に 2 つのキャッシュ領域「ページキャッシュ」および「バッファーキャッシュ」がある。一般に、アプリケーションが mmap 関数を実行すると、ファイルはページキャッシュにマップされる。

ただし現在のところ、PRIVATE オプションを指定して mmap が実行されても、オペレーティングシステムが「ページキャッシュ」と「バッファーキャッシュ」の間でデータを同期することはない。ファイルをコピーする場合でも、オペレーティングシステムがキャッシュされたデータを更新するのは、「バッファーキャッシュ」内に限られる。

回避方法: テキストエディタを使用して、毎回内容を更新します。

6404983 

管理 GUI を使用して LDAP サーバーからユーザーおよびグループを検索すると失敗する。 

回避方法: この機能が動作するためには、Red Hat AS 3.0 update 1 — uname -r: 2.4.21-9.ELsmp をインストールしてください。

5060906 

インデックスファイルのない保護されていないディレクトリに対して、承認ダイアログボックスが表示される。 

追加情報: ディレクトリに index.htmlindex.jsphome.html などのインデックスファイルがないと、ACL 認証が有効な場合に、このディレクトリが保護されていなくても、読み取りおよび書き込み権限を持つすべてのユーザーがリストへのアクセスを拒否されます。

回避方法: 6.1 の以前の動作に戻すには、匿名ユーザーにリスト権限が許可されるように、デフォルトの ACL を変更します。次のように変更します。

allow (read, execute, info, list) user = "anyone"

6590899 

Web サーバーが起動時に JDK 1.5 の初期化に失敗する。 

回避方法

起動スクリプトに次のように設定します。 

LDR_CNTRL=MAXDATA=0xB0000000@DSA; export LDR_CNTRL