ここでは、アプリケーションクライアントに関する既知の問題とその解決方法を示します。
クライアント JAR (たとえば reporter.jar) 内に最上位レベルの JAR ファイルがある場合、クライアント JAR を配備すると、その JAR の MANIFEST ファイルがクライアント JAR の MANIFEST ファイルを上書きします。
現時点ではありません。
アプリケーションクライアントが常に localhost:3700 に接続しようとします。問題は、クライアントノードを呼び出す前に、一部のシステムプロパティーが読み取られていなければならないことにあります。
次をシステムプロパティーとして ( JAVA_CMD に -D を指定して) 設定します。これらを appclient コードで設定しないでください。
org.omg.CORBA.ORBInitialHost = server-instance-host org.omg.CORBA.ORBInitialPort = server-instance-port |
64 ビット Linux 上で実行している場合、ドメイン開始時に次の例外が発生します。問題は jdk1.5.0_11/jre/lib/ext/ の下に sunpkcs11.jar がないことです。
これは 64 ビット Linux で既知の JDK バグであり、JDK 1.5.0_13 で修正されます。
複数のセレクタに SocketChannel が登録されている場合、socketChannel.keyFor(lastRegisteredSelector) を実行すると SelectionKey の代わりに NULL が返されます。
これは JDK バグ 6562829 に関連しており、6.0 U3 で修正される予定です。回避方法は Enterprise Server 2.1 に組み込まれており、keyFor API を読み込む前はセレクタがラップ解除されています。これにより、JDK バグが修正されるまで、keyFor の正常な動作が可能になっています。