Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

LOCAL Java Message Service

「タイプ」属性が LOCAL (クラスタインスタンスのデフォルト) の場合、Enterprise Server はデフォルト JMS ホストとして指定された MQ ブローカを起動および停止します。MQ プロセスはアウトプロセスで (別個の VM 内で) アプリケーションサーバープロセスから起動されます。Enterprise Server は、追加のポートをブローカに提供します。このポートはブローカによって、RMI レジストリを起動するために使用されます。このポート番号は、そのインスタンス用に設定された JMS ポートの番号に 100 を足した数値になります。たとえば、JMS ポート番号が 37676 である場合、この追加ポートの番号は 37776 になります。

Enterprise Server インスタンスと Message Queue ブローカの間に 1 対 1 の関係を作成するには、タイプを LOCAL に設定し、各 Enterprise Server インスタンスに異なるデフォルト JMS ホストを指定します。この作業は、クラスタが Enterprise Server と MQ のどちらに定義されているかに関係なく行えます。

LOCAL タイプでは、「起動引数」属性を使用して MQ ブローカの起動パラメータを指定します。