Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

HADB パッケージの登録

hadbm registerpackage コマンドを使用して、管理ドメイン内のホストにインストールされている HADB パッケージを登録します。HADB パッケージはまた、hadbm create を使用してデータベースを作成するときにも登録できます。

hadm registerpackage コマンドを使用する前に、ホストリスト内のすべてのホストですべての管理エージェントが設定および実行されていること、管理エージェントのリポジトリが更新用に使用できること、および同じパッケージ名ですでに登録されているソフトウェアパッケージがないことを確認してください。

コマンド構文は次のとおりです。

hadbm registerpackage --packagepath=path [--hosts=hostlist] [--adminpassword=password | --adminpasswordfile=file] [--agent=maurl] [[package-name]]

package-name オペランドがパッケージの名前です。

次の表は、特殊な hadbm registerpackage コマンドオプションを示しています。ほかのコマンドオプションについては、「セキュリティーオプション」および 「一般的なオプション」を参照してください。

表 10–1 hadbm registerpackage のオプション

オプション 

説明 

--hosts=hostlist

-H 

コンマで区切られているか、または二重引用符で囲まれ空白で区切られている、ホストのリスト。 

--packagepath=path

-L 

HADB ソフトウェアパッケージへのパス。 

たとえば、次のコマンドは、ソフトウェアパッケージ v4 をホスト host1、host2、および host3 に登録します。

hadbm registerpackage 
--packagepath=hadb_install_dir/SUNWHadb/4.4 
--hosts=host1,host2,host3 v4

応答は次のようになります。

Package successfully registered.

--hosts オプションを省略した場合は、ドメイン内で有効になっているすべてのホストにそのパッケージが登録されます。