次の表に、hadbm set での変更と hadbm get での検出が可能な設定属性を一覧表示します。
表 11–8 設定属性
属性 |
説明 |
デフォルト |
範囲 |
---|---|---|---|
True に設定すると、クライアント接続 (JDBC、ODBC) が開始または終了したときに、メッセージが HADB 履歴ファイルに記録されます。 |
False |
True または False |
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デフォルト値を変更しないでください。 |
False |
True または False |
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データベースの名前。 |
hadb | ||
共用メモリーに割り当てられるデータバッファープールのサイズ。 |
200M バイト |
16 ~ 2047M バイト |
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ノードのデバイスサイズを指定します。推奨される DataDeviceSize のサイズについては、「デバイスサイズの指定」を参照してください。 最大値は、256G バイトとオペレーティングシステムの最大ファイルサイズの小さい方です。最小値は次のとおりです。 (4 x LogbufferSize + 16M バイト) / n ここで、n はデータデバイスの番号です。 |
1024M バイト |
32 ~ 262144M バイト |
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PackageName |
データベースが使用する HADB ソフトウェアパッケージの名前。 |
V4.x.x.x |
なし |
デバイスの場所。デバイスは次のとおりです。
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Solaris および Linux: /var/opt/SUNWhadb Windows: C:\Sun\AppServer\SUNWhadb\vers。ここで、vers は HADB バージョン番号です。 | ||
通常または高速処理 (eager) アイドルセッション有効期限を使用するかどうかを判別します。 通常のアイドルセッション有効期限では、アイドル状態が SessionTimeout 秒を超過したセッションが期限切れとなります。 並行セッションの数がセッション最大数の EagerSessionThreshold パーセントを超えている場合は、アイドル状態が EagerSessionTimeout 秒を超過したセッションが期限切れとなります。 |
NumberOfSessions 属性の半分 |
0 ~ 100 |
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高速処理 (eager) セッション有効期限を使用している場合に、データベース接続がアイドル状態になってから期限切れになるまでの秒数。 |
120 秒 |
0 ~ 2147483647 秒 |
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データベースイベントが記録されるイベントバッファーのサイズ。0 に設定すると、イベントバッファーへのロギングは実行されません。 障害が起きている間、イベントバッファーはダンプされます。これは、障害の原因に関する有用な情報を提供し、試験的な配備の際に役立ちます。 イベントをメモリーに書き込むと、パフォーマンスが犠牲になります。 |
0M バイト |
0 ~ 2097152M バイト |
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HADB 履歴ファイルの場所。このファイルの内容は、情報、警告、およびエラーメッセージです。 これは読み取り専用属性です。 |
Solaris および Linux: /var/opt/SUNWhadb Windows: REPLACEDIR (実行時に実際の URL に置換される) | ||
ノード内部ログデバイスのサイズ。データの格納に関連する操作のトラックが保持されます。 |
12M バイト |
4 ~ 128M バイト |
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データベースの JDBC 接続 URL。 これは読み取り専用属性です。 |
なし | ||
ログバッファーのサイズ。データに関連する操作のトラックが保持されます。 |
48M バイト |
4 ~ 2048M バイト |
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HADB データベース内で許可される表の最大数。 |
1100 |
100 ~ 1100 |
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HADB ノードで使用されるデータデバイスの数。 これは読み取り専用属性です。 |
1 |
1 ~ 8 |
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HADB ノードによって割り当てられるロックの数。 |
50000 |
20000 ~ 1073741824 |
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HADB ノード用に開くことが可能なセッション (データベース接続) の最大数。 |
100 |
1 ~ 10000 |
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異なる HADB プロセス用に異なるポート番号を作成する際に使用するベースポート番号。 これは読み取り専用属性です。 |
15200 |
10000 ~ 63000 |
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関係代数クエリーに使用するデバイスのサイズ。 |
128M バイト |
32 ~ 262144M バイト |
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通常のセッション有効期限を使用している場合に、データベース接続がアイドル状態になってから期限切れになるまでの時間。 |
1800 秒 |
0 ~ 2147483647 秒 |
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履歴ファイルに書き込まれる実行された SQL クエリーに関する情報の量。 SHORT に設定すると、SQL セッションのログインとログアウトが記録されます。FULL に設定すると、準備中および実行中のすべての SQL が、パラメータ値を含めて記録されます。 |
なし |
NONE/SHORT/FULL |
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スペアノードが、障害の発生したアクティブノードに対してノード復旧の実行を許可する最大時間。障害の発生したノードがこの時間内に回復できない場合、スペアノードが障害の発生したノードのミラーからデータのコピーを開始してアクティブになります。デフォルト値を変更しないことをお勧めします。 |
20 秒 |
0 ~ 100000 秒 |
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HADB ノードがスループットと応答時間の統計情報を履歴ファイルに書き込む間隔。無効にする場合は、0 に設定します。 次に示すのは、統計情報の行の例です。 Req-reply time: # 123, min= 69 avg= 1160 max= 9311 %=100.0 ハッシュ記号 (#) の後ろの数字は、StatInterval の間に処理された要求の数です。次の 3 つの数字は、StatInterval の間に完了したトランザクションが処理に要した時間の最小値、平均値、最大値をマイクロ秒で表したものです。パーセント記号 (%) の後ろの数字は、StatInterval の間に 15 ミリ秒以内に正常に完了したトランザクションの数です。 |
600 秒 |
0 ~ 600 秒 |
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syslog にレポートするときに使用する機能。syslog デーモンを設定しておくことをお勧めします (詳細は man syslogd.conf を参照)。 同じマシン上で実行中のほかのアプリケーションによって使用されていない機能を使用します。 syslog ロギングを無効にするには、none に設定します。 |
local0 |
local0、local1、local2、local3、local4、local5、local6、local7、kern、user、mail、daemon、auth、syslog、lpr、news、uucp、cron、none |
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True に設定すると、HADB ノードは情報をオペレーティングシステムの syslog ファイルに書き込みます。 |
True |
True または False |
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オペレーティングシステムの syslog ファイルに保存される HADB メッセージの最小レベル。指定したレベル以上のすべてのメッセージが記録されます。たとえば、「info」に設定した場合は、すべてのメッセージが記録されます。 |
警告 |
nonealert errorwarninginfo |
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HADB によって書き込まれるすべての syslog メッセージの前に挿入されるテキスト文字列。 |
hadb -dbname | ||
ノードに障害が発生してから、処理がミラーに引き継がれるまでの時間。デフォルト値を変更しないでください。 |
10000 (ミリ秒) |
500 ~ 16000 ミリ秒 |