Sun GlassFish Enterprise Server 2.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

HTTP ロードバランサ参照の作成

ロードバランサでスタンドアロンのサーバーまたはクラスタへの参照を作成すると、ロードバランサが制御するターゲットサーバーおよびクラスタの一覧に、参照先のサーバーまたはクラスタが追加されます。この場合でも、参照先のサーバーまたはクラスタに対する要求を負荷分散する前に、そのサーバーまたはクラスタを有効化する必要があります。ターゲットを指定してロードバランサ設定を作成した場合、そのターゲットはすでに参照として追加されています。

管理コンソールを使用して参照を作成するには、左側の区画で「HTTP ロードバランサ」ノードをクリックし、ノードの下に表示されるリストから目的のロードバランサをクリックします。「ターゲット」タブを開き、「ターゲットを管理」をクリックします。「ロードバランサのターゲットを管理」ページで、必要なターゲットを選択します。別の方法として、create-http-lb-ref を使用して参照を作成することもできます。ロードバランサ設定名と、ターゲットサーバーインスタンスまたはクラスタを指定する必要があります。

参照を削除するには、delete-http-lb-ref を使用します。参照を削除する前に、disable-http-lb-server を使用して参照先のサーバーまたはクラスタを無効にする必要があります。

詳細については、create-http-lb-ref および delete-http-lb-ref についてのドキュメントを参照してください。