「JDBC プールマネージャー」ルールは、JDBC 接続プールの最大プールサイズ (max-pool-size) と初期および最小プールサイズ (steady-pool-size) の値を調整します。これらの再計算は実行時にのみ発生し、再計算された絶対値はどこにも反映されません。本稼働環境では、再計算は初期および最小プールサイズではクライアント要求の数だけに基づき、最大プールサイズではサーバーインスタンスの追加または削除だけに基づきます。
「JDBC プールマネージャー」ルールには、次のルール固有の設定があります。
「デフォルト最大接続数」 - 固有設定のないプールの、デフォルトの最大接続プールサイズ設定を指定します。デフォルトは 32 です。
「サンプリング頻度」 — JDBC 接続プールで接続数をチェックする頻度を秒単位で指定します。デフォルトは 60 です。
「サンプル数」 — 接続数の移動平均値を計算するために使用するサンプル数を指定します。デフォルトは 5 です。
「「JDBC プール」の表」 — 「* (「現在および将来の全 JDBC 接続プール数」に適用されます)」の横にあるボックスか、各接続プールの横にあるボックスにチェックマークを付けます。選択したプールごとに、「最大接続数」に値を入力するか、空白のままにしてデフォルト値を使用します。
「* (「現在および将来の全 JDBC 接続プール数」に適用されます)」と各接続プールの両方を、同時に選択しないでください。「* (「現在および将来の全 JDBC 接続プール数」に適用されます)」の「最大接続数」設定は、各接続プールの「最大接続数」の設定を上書きします。
このルールのすべての「最大接続数」設定 (各プールの「デフォルト最大接続数」と「最大接続数」の設定を含む) は、JDBC 接続プールの最大プールサイズの設定を上書きします。
ルールを設定する一般的な手順については、「管理ルールの使用法」を参照してください。