Sun™ ONE Instant Messaging リリースノート
バージョン 6.1 (すべてのプラットフォーム版)
バージョン 6.1 Patch 1 (Solaris 版)
Part No. 817-4742-10
2004 年 9 月
このリリースノートには、SunTM Open Net Environment (Sun ONE) Instant Messaging バージョン 6.1x (すべてのプラットフォーム版) および 6.1 Patch 1 (Solaris 版) のリリース時点で判明している重要な情報が含まれています。ここでは、新機能および拡張機能、既知の制限や問題点、および技術上の注意事項などを説明します。Instant Messaging をお使いになる前に、このリリースノートをお読みください。
|
注
|
Solaris 上では、 Sun ONE Instant Messaging 6.1 をインストールした後、続けて 6.1 パッチ 1 をインストールしてください。その他のプラットフォーム版の 6.1 ソフトウェアには、Solaris 版 Instant Messaging 6.1 Patch 1 の修正内容が統合されています。Solaris 版の 6.1 Patch 1 は、次の場所からダウンロードできます。
http://sunsolve.sun.com
Solaris 8 および 9 用のパッチ ID は次のとおりです。
Sparc: 115732
x86: 116645
|
|
このリリースノートは、次の節で構成されています。
変更履歴
表 1 変更履歴
日付
|
変更点
|
2003 年 10 月 14 日
|
リリースノートの第 1 版
|
2003 年 11 月 14 日
|
6.1p1 (Solaris 版) を追加
|
2003 年 12 月 1 日
|
日付を「12 月」に変更、修正済みのバグをバグリストから削除、いくつかのバグの記載を修正して回避方法を追加
|
2003 年 12 月 4 日
|
マニュアル正誤表およびローカライズ関連情報を追加
|
2003 年 12 月 22 日
|
ローカライズ関連のバグ情報および正誤表の追加
|
2004 年 9 月 13 日
|
ローカライズ関連のバグ情報を追加
|
Instant Messaging の概要
Sun ONE Instant Messaging を使用すると、セキュリティが確保され、機能性の高いメッセージ交換をリアルタイムに行うことができるため、コミュニティのユーザーが迅速かつ安全に通信および共同作業を行うことができます。Sun ONE Instant Messaging は、メッセージング機能に、会議室、アラート、ニュース、調査、およびファイル転送機能を一体化することで、共同作業を行う優れた環境を提供します。このソフトウェアは、LDAP、Sun ONE Identity Server、または Sun ONE Portal Server を使用して管理されている既存のコミュニティを活用します。
このソフトウェアのローカライズ版
このソフトウェアの英語版には、ローカライズされたパッケージが含まれていますが、 これらのパッケージの使用は推奨されていません。代わりに、目的の言語用のラベルが貼られた、正式ローカライズ版のダウンロードディストリビューションまたは CD ディストリビューションを使用してください。
このリリースの新機能
以下に、リリース 6.0 以降の拡張機能および新機能を示します。
- Java Enterprise System (JES) への統合
- Identity Server 6.1 と Instant Messaging の併用時に利用可能な新機能
- 組織内での Instant Messaging および Presence サービスの使用を制御するための拡張ポリシーセット
- 複数ドメインのサポート
- Instant Messaging ユーザープロパティの LDAP への格納
- 管理者によるユーザープロパティと加入者の管理およびプロビジョニング
マニュアル
Sun Microsystems が提供するすべての製品マニュアルは、以下の場所で参照できます。
http://docs.sun.com/db/prod/entsys?l=ja
このリリースノートの最新バージョンは、Sun ONE マニュアル Web サイト http://docs.sun.com/db/prod/entsys?l=ja で参照できます。ソフトウェアのインストール前および設定前、さらにその後もこの Web サイトを定期的に参照して、最新のリリースノートやマニュアルを確認してください。
Sun ONE Instant Messaging マニュアルセットには、これらのリリースノートに加え、以下のマニュアルも含まれます。
- 『インストールガイド』 - Sun ONE Instant Messaging ソフトウェアおよびそのコンポーネントのインストール方法について説明します。
- 『管理者ガイド』 - Sun ONE Instant Messaging とその関連コンポーネントの管理方法について説明します。
ハードウェアおよびソフトウェアの要件
この節では、Sun ONE Instant Messaging ソフトウェアのインストール要件について説明します。インストールする前に、最小限のハードウェア要件およびオペレーティングシステム要件を満たしていることを確認してください。サーバーとクライアントの両方で、JRE 1.4 がサポートされています。
ここでは、以下の内容を扱います。
サーバーのオペレーティングシステム要件
このリリースの Sun ONE Instant Messaging では、次のプラットフォームがサポートされます。
- Solaris 9
- Red Hat Linux 7.2 以降 (Portal Server や Identity Server と Instant Messaging の併用はサポートされない)
- Windows 2000 (Portal Server や Identity Server と Instant Messaging との併用はサポートされない)
サーバーのソフトウェア要件
このバージョンの Instant Messaging は、以下のバージョンの JES コンポーネントと互換性があります。
- Sun ONE Calendar 6.0
- Sun ONE Directory Server 5.2
- Sun ONE Identity Server 6.1
- Sun ONE Messaging Server (すべてのバージョン)
- Sun ONE Portal Server 6.2
- Sun ONE Web Server (すべてのバージョン)
サーバーのハードウェア要件
Sun ONE Instant Messaging インストール時の最小ハードウェア要件は、次のとおりです。
- ソフトウェア用として約 300M バイトの空きディスク領域
- ユーザーごとに約 5K バイトのディスク領域
- 256M バイト以上の RAM。必要な RAM の容量は、並行して実行されるクライアント接続の数およびサーバーとマルチプレクサを同一のホストに導入するかどうかに応じて変化する
クライアントのオペレーティングシステム要件
このリリースでは、次のクライアントプラットフォームがサポートされます。
クライアントのソフトウェア要件
Windows 上では、次のブラウザの Java Plug-in を使って Instant Messenger を実行できます。
- Netscape 4.7x、7 以降
- Mozilla 1.2 以降
- Internet Explorer 5.0 以降
クライアントマシンにバージョン 1.4 以上の Java がインストールされている場合、そのままの状態で Java Plug-in および Java Web Start を使用できます。Netscape Navigator v7 および最近のバージョンの Mozilla ブラウザには、バージョン 1.4 以上の Java が含まれています。Internet Explorer には最新版の Java は含まれていません。
クライアントマシンにバージョン 1.4 以上の Java がインストールされていない場合、Java Web Start をインストールする必要があります。Java v1.4 は、次の場所からダウンロードし、インストールすることができます。
http://www.java.sun.com/j2se
Java Web Start は、次の場所からダウンロードし、インストールすることができます。
http://www.java.sun.com/products/javawebstart
HTML リンクは、クリックすると Instant Messenger から起動できます。リンクがアクティブになると、メッセンジャによってブラウザが起動されます。表 2 は、サポートされているオペレーティングシステムとブラウザの組み合わせを一覧にまとめたものです。
表 2 サポートされるオペレーティングシステムとブラウザの組み合わせ
オペレーティングシステム
|
ブラウザ
|
Solaris
|
Netscape Communicator 4.7x 以降
|
Red Hat Linux 7.x
|
Netscape 4.7
|
Red Hat Linux 8.0 以降
|
Mozilla 1.2 以降
|
Windows 98/ME/NT/2000/XP
|
制限なし
|
Mac OS X
|
制限なし
|
クライアントのハードウェア要件
Instant Messenger は、大半のプラットフォーム上で 20 〜 40M バイトのメモリを消費します。メモリ要件を見積もる際には、クライアントマシン上で使用するほかのアプリケーション (オペレーティングシステムを含む) の要件も考慮してください。Instant Messenger およびほかのアプリケーションを快適に使用するためには、ほとんどの場合、128M バイト以上の RAM を搭載することが推奨されています。Windows XP など、メモリ消費量の多いオペレーティングシステムを使用する場合、より多くのメモリが必要になります。
新規情報
この節には、製品の主要マニュアルには含まれていない最新の情報が含まれています。ここでは、次の内容について説明します。
インストール上の注意
インストールに関する既知の問題については、後述する「既知の問題」の表 3 を参照してください。
互換性の問題
6.0 Instant Messenger 6.0 はリリース 6.1 のサーバーと通信できますが、Instant Messenger のリリース 6.1 にはリリース 6.1 のサーバーが必要です。サーバー間の通信では、リリース 6.1 と 6.0 間で互換性があります。サーバー設定ファイル (iim.conf) を変更したり、その他のサーバー関連データを移行したりする必要はありません。『Sun ONE Instant Messaging インストールガイド』のアップグレードに関する節も参照してください。
正誤表および Instant Messaging マニュアルの更新
マニュアルの記載の誤りを、次に示します。
- (4963760) オンラインヘルプとクイックリファレンスにおいて、Instant Messenger クライアントで JRE 1.3 がサポートされている、という記載がありますが、これは誤りです。このリリースでサポートされているバージョンは、JRE 1.4 のみです。
- (4963412) オンラインヘルプに記述されている、Instant Messaging のアンインストールを中止する手順が間違っています。具体的には、その手順では「停止」をクリックすることでアンインストールを中止するように指示されていますが、実際には、そのようなボタンは存在せず、アンインストールを中止する方法はありません。
- (4971933) 『インストールガイド』では、Linux のリソースディレクトリが /var/opt/soim/html であると記載されていますが、これは誤りです。Linux のリソースディレクトリは、/opt/soim/html です。
- (4971937) 『インストールガイド』の 28 〜 30 ページに記載されている手順 8 〜 11 を、以下の手順で置き換えてください。
8. インストールするソフトウェアコンポーネントを選択して、「次へ」をクリックします。
Instant Messenger リソースをインストールする場合、「Instant Messenger Resource Directory」ダイアログボックスが表示され、リソースファイルのインストール先が示されます。リソースのデフォルトディレクトリを、次に示します。
Linux の場合: /opt/soim/html
Windows の場合: C:¥Program Files¥Sun¥Instant Messaging¥html
9.「次へ」をクリックします。
インストールプログラムにより十分なディスク領域の存在が確認された後で、「インストール準備完了」ダイアログボックスが表示されます。
10. 「今すぐインストール」をクリックしてから「次へ」をクリックし、Instant Messaging を設定します。
表示される一連のダイアログボックスで、Instant Messaging の初期構成に必要な情報を指定します。表示されるダイアログボックスの内容は、選択したコンポーネントにより異なります。要求された情報を、チェックリストの値に基づいて入力します。詳細は、19 ページの「Completing the Installation Checklist」を参照してください。
インストールおよび初期設定が完了すると、「Summary Information」ダイアログボックスが表示されます。
既知の問題
ここでは、Instant Messaging 6.1x のリリース時点で判明している重要な既知の問題について説明します。
パッチの更新は、頻繁に行われます。Sun ONE Instant Messaging のインストール時または使用時に問題が発生した場合は、Sun サポートに連絡を取り、問題を修正するパッチが入手可能かどうかを確認してください。また、Sun の Web サイトで入手可能なパッチを確認することもできます。
http://sunsolve.sun.com
表 3 に、既知の問題および制限の一覧を示します。
表 3 既知の問題および制限
ID
|
概要
|
4609599
|
日本語および中国語のフォントをカスタマイズしても、変更が反映されない
Messenger クライアントを使用している場合、「ボールド」、「イタリック」、または「下線」ボタンをクリックしてから日本語または中国語の文字を入力しても、ボタンの設定は表示されるフォントには反映されません。
回避方法
最初に文字列を強調表示してから、「ボールド」、「イタリック」、または「下線」ボタンをクリックします。
|
4632723
|
アイドル状態の検出機能が、Mac OS では実装されていない
ユーザーが Instant Messenger セッションを操作せずに退室しても、その不在状態が自動的に検出されません。
回避方法
Mac OS ユーザーは、退室前にステータスを明示的に「不在」に設定する必要があります。
|
4684196
|
Mac OS 上でアラートメッセージから HTML ファイルを直接起動できない
回避方法
リンクを正しく動作させるには、リンクをメッセージ内に含める際に、添付コマンドではなくリンクコマンドを使用する必要があります。
|
4795970
|
Solaris 上で Instant Messaging サーバーと Sun ONE Identity サーバーを併用する場合、root 以外のユーザーを使って Instant Messaging サーバーを実行できない
回避方法
この場合は、Instant Messaging サーバーを root 権限で実行する必要があります。Instant Messaging サーバーを別のユーザーでインストールした場合は、設定ファイル iim.conf を修正して次の行を含めてください。
iim.user=root
iim.group=other
|
4806791
|
画像の埋め込まれたアラートが、正確にレンダリングされない
受信者が画像の埋め込まれたアラートを受信した場合、画像が中央に表示されず、添付のテキストのフォント情報が失われます。
|
4810627
|
コマンド行インストールの使用時に、前のページに戻る操作を実行できない
コマンド行インストールでは、左向きの山括弧 (「<」) をコマンドとして入力することで、以前の任意のページに戻ることができるはずですが、これは正しく機能しません。
回避方法
GUI ベースのインストーラを使用するか、コマンド行インストーラを再起動して再試行します。
|
4822841
|
Presence アクセス制御が、連携 Instant Messaging サーバー間で機能しない
ユーザーがある Instant Messaging サーバーにログインし (デフォルトですべてのユーザーに対し Presence へのアクセスが許可される)、その後 (別のサーバーにログインしている) 別のユーザーに対し Presence アクセスが拒否された場合、最初のユーザーの Presence は、たとえ拒否された場合でも利用可能な状態のままになります。
|
4823015
|
ログイン用ダイアログボックス上にあるサーバーのコンボボックスを、キーボードで操作できない
回避方法
マウスを使用して、目的のサーバーを選択してください。
|
4846542
|
MAC OS 上で Java Web Start クライアントから印刷しようとすると、Instant Messenger がハングアップする
回避方法
メッセージをコピーし、ほかのアプリケーションに貼り付けてから、印刷を行ってください。
|
4849527
|
Solaris 上でマルチプレクサを停止または再起動する際に、マルチプレクサがハングアップすることがある
回避方法
この問題が発生した場合は、マルチプレクサのプロセスを強制終了する必要があります。ロックディレクトリ内のすべてのファイルを削除してから、サーバーを再起動します。デフォルトのロックディレクトリは、次の通りです。
/var/opt/SUNWiim/default/lock
|
4851386
|
チャットメッセージの最初の文字で BackSpace キーを使うと、メッセージ全体が削除されてしまう
回避方法
Delete キーを使用して、最初の文字を削除します。
|
4852882
|
text/xml 形式を使用すると、Instant Messenger の「タスク期限のリマインダー」の「リマインダー」フィールドが空白になる
Calendar サーバーのアラームタイプが text/xml に設定された場合、つまり、
caldb.serveralarms.contenttype = "text/xml"
と設定された場合、Instant Messenger の「タスク期限のリマインダー」アラートウィンドウの「リマインダー」フィールドが空白になります。
回避方法
このフィールドを "text/calendar" に設定します。
|
4858320
|
ある会議への参加権限を持たないユーザーにその会議への参加を依頼した場合、ソフトウェアの動作がおかしくなる。そのユーザーは実際には参加依頼を受け取っていないのに、そのユーザーに参加が依頼されたかのように表示される
|
4860906
|
特定の gb18030 文字を使用すると、会議室、ニュースが作成できない
会議とニュースの ACL ファイル名は、Instant Messenger から提供された名前を使って記述されるため、それらの名前にチベット文字またはアラビア文字が含まれていた場合、ACL の作成時に問題が発生します。
|
4862326
|
Messenger が SunRay サーバー上のすべてのスワップ領域を使用してしまう
SunRay を配備した環境では、いずれかのユーザーのクライアントセッションがシステムのメモリをすべて消費してしまうという状況が発生します。この問題は現在調査中であり、近日中にパッチが提供される予定です。
回避方法
メッセンジャをアプリケーションとして実行します。次のスクリプトを実際の環境に応じて変更します (たとえば、ファイルパスやサーバー名を必要に応じて変更する)。続いて、そのスクリプトを、Web サーバー経由で各ユーザーに配布します。
#!/bin/sh
# Instant Messaging リソースファイルの場所
LIBDIR="./lib"
# Java コマンド。必要に応じて変更します
JAVA_CMD="/usr/j2se"
# Instant Messaging サーバーの名前とポート、および Instant Messaging リソースの URL
SERVER=im.example.net:29909 CODEBASE=http://www.example.net:8080/im
# 言語
if [ "$LANG" == "C" ] ; then $locale="en" else $locale='echo $LANG | cut -d _ -f 1'
fi
LD_LIBRARY_PATH=${LIBDIR}:$LD_LIBRARY_PATH
export LD_LIBRARY_PATH
IM_CLASSPATH=${LIBDIR}/messenger.jar:${LIBDIR}/imnet.jar: ${LIBDIR}/${locale}/imbrand.jar:${LIBDIR}/${locale}/imres.jar: ${LIBDIR}/jcert.jar:${LIBDIR}/jnet.jar:${LIBDIR}/jsse.jar: ${LIBDIR}/imdesktop.jar:${LIBDIR}/icalendar.jar: ${LIBDIR}/javaws.jar:${LIBDIR}/imjni.jar
echo "Starting Instant Messenger on $SERVER ..." $JAVA_CMD -classpath $IM_CLASSPATH com.iplanet.im.client.iIM server=${SERVER} help_codebase=${CODEBASE}/${locale}/imhelp > /dev/null 2>&1
|
4870433
|
サーバーが実行されている環境のロケールを変更すると、いくつかの会議室が表示されないことがある
回避方法
imadmin スクリプトを実行する前にロケールを設定します。
|
4871150
|
Instant Messenger で、「ファイル」メニューの「印刷」コマンドを選択しても印刷できない
回避方法
チャットテキストを HTML として保存してからメッセージを印刷します。
|
4873096
|
日本語の文字と「)」を組み合わせて入力すると、フェイスマークが表示される
|
4886774
|
一部の日本語文字が表示できない
回避方法
Java 1.4.2 を使用してください。
|
4896401
|
アンインストールを実行しても、/opt/SUWiim ディレクトリを削除できない
回避方法
残りのファイルを手動で削除します。
|
4897762/4902642
|
チャットウィンドウにマルチバイト文字間の空白が表示されない
|
4912429
|
Ctrl キーを押しながら連絡先をフォルダからフォルダにドラッグ&ドロップしても、連絡先が期待どおりにコピーされない
回避方法
連絡先の追加先フォルダを選択し、「ファイル」メニューの「連絡先を追加」コマンドを使用して連絡先を手動で追加します。
|
4918238
|
Instant Messenger クライアントの特定部分に表示されるアジア文字のサイズが小さすぎる
回避方法
次に示す、imbrand.properties 中の省略可能なルック&フィールクラスに、必要なカスタム値を設定します。
messenger.lookandfeel messenger.lookandfeel.SunOS messenger.lookandfeel.Linux messenger.lookandfeel.Windows messenger.lookandfeel.MacOS
|
4922347
|
チャットルーム内で読み取り専用ユーザーと完全な権限を持つユーザーとを区別する方法がない。このため、あるユーザーが読み取り専用権限を持つユーザーにメッセージを送信する場合、混乱が生じる可能性がある。読み取り専用ユーザーは、メッセージを受け取れない
|
4929247
|
モデレータがあるユーザーに対して Presence アクセスを拒否すると、そのユーザーはメッセージを送信できない
|
4929321
|
クライアントに表示されるローカライズされた製品のバージョン番号が不正である
|
4937939
|
「設定」ウィンドウの「サウンド」パネルで「サウンドを有効」をオフにして「設定」ウィンドウを閉じ、再度「設定」ウィンドウを開くと、「サウンドを鳴らすとき」チェックボックスがグレー表示になっていない。ただし、サウンドは無効に設定されている
|
4942415
|
Solaris 上で、configure スクリプトをグラフィカルユーザーインタフェースから実行すると、次のようなエラーメッセージが表示されることがある
An unexpected exception has been detected in native code outside the VM.
Unexpected Signal : 11 occurred at PC=0xF16B2684
Function=XCreateIC+0x6C
Library=/usr/openwin/lib/libX11.so.4
回避方法
Instant Messaging をコマンド行から設定します。手順については、『Sun ONE Instant Messaging インストールガイド』を参照してください。
|
4942613
|
Linux 上で、カレンダーリマインダーアラート機能が正しく動作しない
|
4944558
|
「アラート」ウィンドウの「Web 表示」タブに、いくつかの Web ページが正しく表示されない。これは、Java HTML レンダリングの制限である
回避方法
「Web 表示」タブの代わりに「メッセージ作成」タブを使用して URL を送信してください。
|
4949073
|
設定を 2 回実行すると、設定ユーティリティが異常終了し、エラーが生成される
回避方法
初期設定を行った後は、設定ユーティリティを実行しないようにしてください。代わりに、『Sun ONE Instant Messaging 管理者ガイド』の記述に従って設定を変更してください。
|
4949358
|
BEA Web Container と連携するように Instant Messaging を設定できない
回避方法
1. installation directory/SUNWiim/lib/imServiceConfigure という名前のファイルを作成します。installation directory は、Instant Messaging のインストール先ディレクトリです。
2. このファイルに次の内容を追加します。 DS_DIRMGR_DN=Directory Manager の DN DS_DIRMGR_PASSWORD=Directory Manager のパスワード DS_HOST=LDAP サーバーのホスト名 DS_PORT=LDAP サーバーのポート DS_BASE_DN=LDAP サーバーのベース DN
3. installation directory/SUNWiim/lib/imServiceConfigure に次の行を追加します。 JAXP_HOME=/usr/share/lib
4. 設定ユーティリティを次のようにして実行します。 installation directory/SUNWiim/lib/imServiceConfigure
|
4951518
|
明示的な国名 / ロケールコードを含むロケールを使用すると Instant Messenger を起動できない
デフォルトでサポートされているロケールは、de、en、en_US、es、fr、ko、ja、zh、zh_TW です。
これ以外の国名を明示的に含むロケール (de_AT、fr_CA、es_AR など) を使用するクライアントをサポートするには、サーバー上でシンボリックリンクを追加設定する必要があります。これらのロケール用のシンボリックリンクを追加設定しない場合、java.lang.NullPointerException がスローされることがあります。
回避方法
Instant Messenger リソースのインストール先ディレクトリ内で、明示的なロケールからより一般的なロケールへのシンボリックリンクを作成します。たとえば、de_DE から de へのシンボリックリンクを作成するには、以下を実行します。
cd messenger resource directory ln -s de de_DE
|
4956332
|
メッセージをニュースチャネルに投稿してもサウンドが鳴らない
|
4956554
|
アラートおよびチャット機能が LDAP グループで動作しない
|
4962508
|
JRE インスタンスが /usr/j2se にインストールされていない場合、設定が失敗する
Instant Messaging は、必要とするバージョンの Java SDK がインストールされている場所を、環境変数 $JAVA_HOME を使用して検索します。Instant Messaging のインストール時に、Java 2 SDK 1.4.1 は /usr/jdk/.j2se1.4.1_06 にインストールされます。環境変数 $JAVA_HOME に別のパスが設定されている場合、設定処理は失敗します。
回避方法
$JAVA_HOME 環境変数を、この製品と共にインストールされた Java 2 SDK 1.4.1 バージョンを指し示すように修正します。
|
4962709
|
Red Hat Linux 7.3 ユーザーが Java Web Start プラグインを追加できない
デフォルトでは、Red Hat Linux 7.3 パッケージには libgcc_s.so.1 は含まれません。Red Hat Linux 7.3 のインストールされたマシンで Java Web Start を使用して Instant Messenger クライアントを実行する前に、このファイルを Red Hat の Web サイトからダウンロードする必要があります。詳細は、次に示す Red Hat の Web サイトを参照してください。
http://www.redhat.com
|
4963412
|
アンインストールのヘルプ内に中止ボタンの記述があるが、そのようなボタンは存在しない
オンラインヘルプに記述されている、Instant Messaging のアンインストールを中止する手順が間違っています。具体的には、その手順では「停止」をクリックすることでアンインストールを中止するように指示されていますが、実際には、そのようなボタンは存在せず、アンインストールを中止する方法はありません。
|
4963565
|
Linux 上でファイルを保存または添付する際、マルチバイトを含むファイル名が正しく表示されない
|
4963555
|
マルチプレクサの起動時に誤解を招く恐れのある警告メッセージが表示される
回避方法
- /root ディレクトリのアクセス権を 755 に変更します。
- imadmin の先頭の行を "#!/bin/sh" から "#!/bin/sh -x" に変更します。
- Java 1.4.2 以降のバージョンを使用し、変数 JAVA_HOME を正しく設定します。
|
4964571 4964575
|
Linux 上で一部のロケールにインストールする際、グラフィカルユーザーインタフェース内のテキストが正しく表示されない場合がある
|
4970878
|
Netscape 4.7 ブラウザを使用すると、オンラインヘルプにコードテキストが表示される
回避方法
Netscape 7.1 を使用してください。
|
問題の報告とフィードバックの方法
Sun ONE Instant Messaging で問題が発生した場合は、次のいずれかの方法で Sun カスタマサポートにご連絡ください。
問題を解決する上で最善のサポートが受けられるようにするため、サポートに連絡するときは次の情報を用意してください。
- 問題が発生した場所および操作に与える影響を含む、問題の説明
- マシンの種類、オペレーティングシステムのバージョン、および製品のバージョン (問題に関係するパッチおよびその他のソフトウェアを含む)
- 問題が発生するまでに使用していた詳細な手順または方法
- エラーログまたはコアダンプ
その他の情報
次の Web サイトには、役立つ Sun ONE 情報があります。
Copyright © 2004 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved.
Sun、Sun Microsystems、Sun ロゴ、Solaris、Java、および Java Coffee Cup ロゴは、米国およびその他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。Instant Messaging は、製品に付属のライセンス契約に記載されている条件に従って使用してください。