Solaris for ISPs コンポーネントをコマンド行からインストール解除する手順について説明します。Solaris for ISPs コンポーネントは、ホスト構成ソフトウェアを使用してブラウザからインストール解除することもできます。ホスト構成ソフトウェアを使用すれば、複数のコンポーネントを一度にインストール解除できます。ホスト構成ソフトウェアを使用してインストール解除する方法については、「Solaris for ISPs のインストール解除」を参照してください。
/var/opt/SUNWisp/hc/media/components/componentid/ ディレクトリに移動します。componentid はインストール解除する Solaris for ISPs コンポーネントのプライマリパッケージ名です。
コンポーネント間の依存関係を調べて、インストールされている他のコンポーネントが必要としているコンポーネントをインストール解除しないように注意してください。
他のインストール済みコンポーネントが必要としているコンポーネントをインストール解除しないでください。インストール解除スクリプトは、他のインストール済みコンポーネントが必要とするコンポーネントのパッケージをインストール解除しないようになっています。
./uninstall と入力します。
「Removal of <Package> was successful」というメッセージが表示されるのを待ちます。Package はインストール解除したコンポーネントのパッケージ名です。コンポーネントの削除に成功すると、# コマンドプロンプトが表示されます。
Solaris for ISPs プラットフォームパッケージとしては、 SUNWfixm、SUNWisp、SUNWixhws、SUNWlldap、SUNWixpl、SUNWixvh、 SUNWixds、SUNWixamr、SUNWixdoc、SUNWisph、SUNWispm があります。
SUNWisp のインストール解除は、他の Solaris for ISPs コンポーネントをすべてインストール解除してから行なってください。
JDK 1.1.5 パッケージは SUNWixinh です。共有パッケージの SUNWjvrt、 SUNWjvdem、SUNWjvdev、SUNWjvjit、SUNWjvman は、それを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
HotJava 1.1.4 パッケージ (SUNWdthj) は、それを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
FlexLM ライセンスサーバーパッケージは SUNWlit と SUNWlicsw です。
Sun Directory Services パッケージは、 SUNWsds、SUNWsdsc、SUNWixsds です。共有パッケージの SUNWski、SUNWskicw、SUNWskild、SUNWssld、SUNWskimu、SUNWskimc、 SUNWskica、SUNWfns は、それらを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
SunScreen SKIP パッケージは、 SICGkdsup、SICGcsafe、SICGcdes、SICGc3des、SICGkisup、 SICGkeymg、SICGes、SICGcrc4、SICGcrc2、SICGbdcdr です。
Sun Internet FTP Server パッケージは SUNWftpu、SUNWixftpr です。共有パッケージの SUNWixfta、SUNWixjnd、SUNWOirun、SUNWixtnm、SUNWftpm、 SUNWixklg、SUNWixavm は、それらを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
Sun Internet News Server パッケージは SUNWsnsf、SUNWsnsr、SUNWsnsc です。共有パッケージの SUNWixsna、SUNWOirun、SUNWixtnm、SUNWsnsm、SUNWixklg、 SUNWixavm は、それらを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
Sun WebServer パッケージは SUNWhttpc、SUNWhtdoc、SUNWhtman です。共有パッケージの SUNWhtadm、SUNWhttp、SUNWski、SUNWskicw、SUNWskild、SUNWssld、 SUNWskimu、SUNWskimc、SUNWskica、SUNWixavm、SUNWixklg、SUNWhtsvl は、それらを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
Sun Internet Administrator パッケージは SUNWixamh と SUNWixamc です。共有パッケージの SUNWixfth、SUNWixsnh、SUNWixfta、SUNWixsna、SUNWixjnd、 SUNW0irun、SUNWhtman、SUNWsnsm、SUNWixmm、SUNWispm、SUNWixamm、 SUNWftpm は、それらを必要とする他のコンポーネントが存在する場合は削除されません。
構成情報は /var/opt/SUNWixamc/awsconf.bak.0 にバックアップされ、Servlet とアクセスログは /var/opt/SUNWixamc/logs.bak.0 にバックアップされます。構成情報とログファイルのバックアップには同じ番号 (たとえば 0) が使用されます。この番号は 0 から開始し、コンポーネントをインストール解除するたびに 1 ずつ増加します。
Sun Internet Services Monitor パッケージは SUNWixmon と SUNWixmh です。