次のような root-file と呼ぶ LDIF ファイルを作成します。
dn: o=XYZ, c=US objectClass: organization |
LDIF ファイルの書式については、ldif(4) のマニュアルページを参照してください。
ldapadd(1) でこのファイルを追加します。
prompt% ldapadd -c -D "cn=admin-cn, o= XYZ, c=US" -w admin-pw -f root-file |
-c は、エラーがあっても処理を続けることを指定します。
-D は、データ格納管理者の識別名を指定します。識別名には空白が含まれている場合があるので、全体を引用符で囲みます。
-w は、管理者のパスワードを指定します。
-f は、データベースに追加する情報が入っているファイルを指定します。
パスワードをコマンド行に表示したくなければ、-w オプションを省略します。その場合は、ldapadd コマンドがパスワードのプロンプトを出します。
これでルートエントリが作成されました。