Sun Directory Services を Solaris 2.6 マシンにインストールすると、dsnmpserv と dsnmprad エージェントの構成情報が Solaris のマスターエージェント snmpdx の構成に追加され、すべての SNMP エージェントが起動されます。デフォルトでは、Sun Directory Services はイベントをローカルホストに報告します。エージェントが使用する UDP ポートは、マスターエージェントによって動的に割り当てられます。
どちらのエージェントの場合も、SNMP エージェントがイベントを報告する先のホストを構成できます。それには、dsnmpcfg コマンドを次のように入力します (スーパーユーザー (root) としてログインしていなければなりません)。
# /opt/SUNWconn/ldap/sbin/dsnmpcfg configure
それぞれのエージェントがイベントを報告するマシンのホスト名を指定します。この構成を行なっているときにこれらのエージェントが動作している場合は、これらのエージェントを再起動して、変更を有効にします。