RADIUS に関して、次の一般的なパラメータが定義されています。RADIUS_RU_OCLASS、RADIUS_RAS_OCLASS、RADIUS_RU_ROOT、 RADIUS_RAS_ROOT、および RADIUS_MAX_FAIL 定義は、radius.mapping(4) ファイルに基づいて、dejasync ユーティリティに自動生成させることができます。付録 B 「dejasync コマンドリファレンス」 または dejasync(1M) のマニュアルページを参照してください。
RADIUS_RU_OCLASS
RADIUS リモートユーザーエントリの種類に対応するオブジェクトクラスを指定します。エントリの種類ごとに 1 つずつオブジェクトクラスが必要です。dejasync ユーティリティを使用した場合、この定義は自動生成されます。デフォルトのオブジェクトクラスは remoteuser です。
RADIUS_RAS_OCLASS
RADIUS リモートアクセスサーバーエントリの種類に対応するオブジェクトクラスを指定します。エントリの種類ごとに 1 つずつオブジェクトクラスが必要です。dejasync ユーティリティを使用した場合、この定義は自動生成されます。デフォルトのオブジェクトクラスは nas です。
RADIUS_RU_ROOT
RADIUS リモートユーザー検索で使用するルートエントリの識別名 (DN) を指定します。これは、RADIUS の「作成 (Create)」パネルに表示されるデフォルトの親エントリでもあります。dejasync ユーティリティを使用した場合、この定義は自動生成されます。デフォルト値は o=xyz_remote_users, c=us です。
RADIUS_RAS_ROOT
RADIUS リモートアクセスサーバー検索で使用するルートエントリの識別名 (DN) を指定します。これは、RADIUS の「作成 (Create)」パネルに表示されるデフォルトの親エントリでもあります。dejasync ユーティリティを使用した場合、この定義は自動生成されます。デフォルト値は o=xyz_ras, c=us です。
RADIUS_RU_NAMINGATTR
リモートユーザーエントリに関して、RADIUS の「作成 (Create)」パネルで使用できる名前付き属性を指定します。コンマで区切ったリストです。デフォルトの名前付き属性は cn と uid です。
RADIUS_RAS_NAMINGATTR
リモートアクセスサーバーエントリに関して、RADIUS の「作成 (Create)」パネルで使用できる名前付き属性を指定します。コンマで区切ったリストです。デフォルトの名前付き属性は cn です。
RADIUS_MAX_FAIL
RADIUS リモートユーザーのブロックされたアカウント検索について、検索限度を指定します。ブロックされたアカウント検索を実行すると、RADIUS_MAX_FAIL の値以上の radiusAuthFailedAccess 属性の値をもつエントリが返されます。デフォルト値は 4 です。dejasync ユーティリティを使用した場合、この定義は自動生成されます。
# Add object classes (a single objectclass is accepted for every type) RADIUS_RU_OCLASS= remoteuser RADIUS_RAS_OCLASS= nas # Radius COMMON to ADD and SEARCH Panels # Root DN: a single RootDN is accepted for every type RADIUS_RU_ROOT= o=xyz_remote_users,c=us RADIUS_RAS_ROOT= o=xyz_ras,c=us # Naming attributes: a comma (,) separated list is accepted for every type RADIUS_RU_NAMINGATTR= cn, uid RADIUS_RAS_NAMINGATTR= cn RADIUS_MAX_FAIL= 4 |