RADIUS の属性追加ウィンドウには、次の 4 つのボタンが追加されています。
「チェック追加 (Chk Add)」- 属性を選択し、対応する値をテキストウィンドウに入力します。このボタンをクリックすると、エントリ定義に値が追加され、radius.mapping ファイルの grpCheckInfo と一致する Radius Check Data 属性 (省略可能な属性) に属性名が追加されます。
たとえば、「属性の選択 (Choose Attribute)」リストから User ID 属性を選択し、テキストウィンドウに charles という値を入力した場合、「チェック追加 (Chk Add)」をクリックすると、User ID 属性に charles という値が追加され、Radius Check Data 属性に uid が追加されます。
「応答追加 (Rpl Add)」- 属性を選択し、対応する値をテキストウィンドウに入力します。このボタンをクリックすると、エントリ定義に値が追加され、radius.mapping ファイルの grpReplyInfo と一致する Radius Reply Data 属性 (省略可能な属性) に属性名が追加されます。
「チェック削除 (Chk Delete)」- エントリ定義から削除する属性の値を選択します。このボタンをクリックすると、エントリ定義から値が削除され、radius.mapping ファイルの grpCheckInfo と一致する Radius Check Data 属性 (省略可能な属性) から属性名が削除されます。
「応答削除 (Rpl Delete)」- エントリ定義から削除する属性の値を選択します。このボタンをクリックすると、エントリ定義から値が削除され、radius.mapping ファイルの grpReplyInfo と一致する Radius Check Data 属性 (省略可能な属性) から属性名が削除されます。
grpCheckInfo 属性には、リモートユーザーが提供した情報と比較して RADIUS サーバーがチェックしなければならない属性のリストが登録されます。grpCheckInfo 属性がない場合または属性が指定されていない場合は、リモートユーザーのエントリに指定されているすべての属性をチェックした上で、ユーザーにアクセス権が与えられます。
grpReplyInfo 属性には、access-accept または access-reject 応答で RADIUS サーバーが返す属性のリストが登録されます。PPP または SLIP プロファイルなどの接続パラメータを指定できます。