データベースマネージャは、主にネットワーク関連のシステムファイルを管理するために使用します。ユーザー、クライアントシステム、シリアルポート、プリンタ関連ファイルの管理は、他のツールで行います。データベースマネージャを使用すると、システムの /etc ディレクトリや NIS および NIS+ ネームサービスに含まれているシステムファイルを修正できます。
通常は他のツールで管理されている場合でも、データベースマネージャを使用してシステムファイルにエントリを追加すると、時間を節約できます。たとえば、ホストマネージャを使用する場合、スタンドアロンシステムを追加しようとすると、どのような場合でも Ethernet アドレスを入力する必要があります。それに対し、データベースマネージャを使用して hosts ファイルを更新する場合、 Ethernet アドレスは要求されません。
ユーザーおよびクライアントシステムにサービスを提供する場合は、重要な情報の設定を省略しないでください。通常は他のツールで管理されているシステムファイルを、データベースマネージャを使用して更新する際は、特に注意してください。