Sun-4 システムをネットワークから自動ブートするための設定方法については、「SPARC: Sun-4/3nn システムを自動ブートする」または 「SPARC: Sun-4/1nn、2nn、4nn システムを自動ブートする」を参照してください。
ディスクレスシステムが、「ディスクレスクライアントのサポートの追加」の説明に従って設定されていることを確認します。
PROM モニタープロンプトが表示されていることを確認します。
システムが停止している場合は電源を入れます。システムが動作している場合は、init 0 コマンドを実行して PROM モニタープロンプトを表示します。
> プロンプトが表示されている場合は、n と入力して Return (または Enter) キーを押し、ok プロンプトに変更します。
ok プロンプトが表示されます。表示されない場合は、「SPARC: Sun-4/3nn システムを自動ブートする」または 「SPARC: Sun-4/1nn、2nn、4nn システムを自動ブートする」を参照してください。
banner コマンドを実行して、PROM のバージョンを確認します。
ok banner SPARCstation 2, Type 4 Keyboard ROM Rev. 2.0, 16MB memory installed, Serial # 289 Ethernet address 8:0:20:d:e2:7b, Host ID: 55000121 |
ブートデバイスを設定します。
PROM のバージョンが 2.0 以降の場合は、次のコマンドを実行します。
ok setenv boot-device net boot-device=net |
PROM のバージョンが 2.0 より前の場合は、次のコマンドを実行します。
ok setenv boot-from net |
PROM については、『OpenBoot 2.x コマンド・リファレンスマニュアル』または『OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル』を参照してください。
boot コマンドを実行して、ネットワークからシステムを自動ブートします。
ok boot |