どのユーザーでも NIS+ ネームサービスにプリンタ設定情報を設定できる (Bug ID 1229575)。
プリンタ設定情報を NIS+ ネームサービスに格納するには、fns.ctx_dir テーブルが使用されます。このテーブルが使用されます。このテーブルのデフォルトのアクセス権が、すべてのユーザーがプリンタ設定情報を書き込むことができるように設定されていることが原因です。
fncreate コマンドを実行してから、認証されたユーザーとして NIS+ ドメインにログインし、以下のようにテーブルのアクセス権を変更してください。
$ nischmod wn-c fns.ctx_dir.'domainname' |
これによって、「その他」 (World) グループに属しているユーザーは、プリンタ設定情報を設定できなくなります。
Solaris 2.x ネームサーバーによる NIS ネームサービスのプリンタ設定情報を、プリンタマネージャを使用して更新できない (Bug ID 1232224)。
NIS マスターサーバーを更新するために使用するコマンドのパスが間違っていることが原因です。次の手順で、プリンタマネージャを実行しているホストにある /etc/printers.conf ファイルを、NIS マップが置かれているマスターサーバー上のディレクトリにコピーしてください。