Sun WebServer 1.0 の url{}
ブロックの大半の設定パラメータは、サイトレベルの構成ファイル widgets.site.conf に書き込まれます。ただし、仮想ホストが待機するポートの設定は除きます。各仮想ホストでは、どの IP アドレスとポートの接続を各仮想ホストが受け付けるかを指定しなければなりません (1.0 ではこの情報は、hosts_supported
指示語を使った port{}
ブロックに格納)。IP アドレスとポートの組合せは、Sun WebServer 2.0 では「接続終端」と呼ばれています。すべての Web サイトでは、接続終端を指定しなければなりません (ただし、デフォルトの Web サイトは除きます。デフォルトの Web サイトはすべてのインターフェイスをに対応するので、接続終端を定義できません)。接続終端の詳細は、httpd.conf (4) を参照してください。
仮想ホストおよびウィジェットを使用するには、ポート 80 の IP アドレス 129.128.127.126 の接続およびポート 1880 のすべての IP アドレスの接続を受け付け、/etc/http/server1.httpd.conf に以下のエントリを記述します。
url //widgets { site_enable "yes" site_path "/var/http/server1/websites/widgets" site_config "conf/widgets.site.conf" conn_end_points 129.128.127.126:80:1880 } |
IP アドレスをコロン (:) の左に指定しなかった場合、HTTP 1.1 仮想ホストではデフォルトとして「すべての IP アドレス」がとられます。また、指定されたすべての接続終端は port{}
ブロックでマッピングしなければならないことに注意してください。