C++ ユーザーズガイド

-G

実行可能ファイルではなく動的共有ライブラリを構築します。

コマンド行で指定したソースファイルはすべて、デフォルトで -Kpic オプションでコンパイルされます。

テンプレートを使用する共有ライブラリを作成する場合は、通常、テンプレートデータベースでインスタンス化されているテンプレート関数を、共有ライブラリに組み込む必要があります。このオプションを使用すると、これらのテンプレートが必要に応じて共有ライブラリに自動的に追加されます。

相互の関連性

-c (コンパイルのみのオプション) を指定しないと、次のオプションが ld に渡されます。

警告

共有ライブラリの構築には、ld -G ではなく、CC -G を使用してください。こうすると、CC ドライバによって C++ に必要ないくつかのオプションが ld に自動的に渡されます。

関連項目

-dy-Kpic-xcode=pic13-xildoff-ztextld(1) のマニュアルページ、『C++ ライブラリ・リファレンス』