C++ ユーザーズガイド

-compat=4 のみの場合、a に次の値の 1 つを指定できます。

a の値

意味 

[no%]namespace

キーワード namespaceusing を許可します [しません]。

[no%]rtti

実行時の型識別 (RTTI) を許可します [しません]。 

-compat=4-compat=5 の場合、a は次の 1 つ以上の値をとるものとします。

a の値

意味 

[no%]altspell

 

[no%]arraynew

 

 

 

 

[no%]anachronisms

 

[no%]bool

 

[no%]conststrings

 

[no%]except

 

[no%]explicit

 

[no%]export

 

[no%]iddollar

 

[no%]localfor

 

[no%]mutable

トークンの代替スペル (たとえば、「&&」の代わりに「and」) を認識します [しません]。 

 

operator newoperator delete の配列形式 (たとえば、 operator new[] (void*)) を認識します [しません]。このオプションが有効な場合は、マクロ _ARRAYNEW=1 が定義されます。無効な場合は定義されません。

廃止されている構文を許可します [しません]。 

 

ブール型とリテラルを許可します [しません]。 

 

リテラル文字列を読み取り専用メモリーに入れます [入れません]。 

 

C++ 例外を許可します [しません]。 

 

キーワード explicit を認識します [しません]。

 

キーワード export を認識します [しません]。

 

識別子の最初以外の文字に $ を許可します [しません]。

 

for 文に対し新しい局所スコープ規則を使用します [しません]。

 

キーワード mutable を認識します [しません]。


注 -

[no%]castop は、C++ 4.2 コンパイラ用に作成されたメークファイルとの互換性を維持するために使用できますが、C++ 5.0 コンパイラには影響はありません。新しい書式の型変換 (const_castdynamic_castreinterpret_caststatic_cast) は常に認識され、無効にすることはできません。


-features=arraynew が有効になっていると、マクロは _ARRAYNEW=1 に定義されます。無効になっている場合は、マクロは定義されません。

-features=bool が有効になっていると、マクロは _BOOL=1 に定義されます。無効になっている場合は、マクロは定義されません。

-features=no%anachronisms が有効になっていると、廃止されている構文は許可されません。

-features=except が無効になっていると、関数の送出指定は受け付けられますが、無視されます。キーワード trythrowcatch は常に予約されています。