サンのマニュアルは、次の形式でオンラインでご覧いただけます。
Web サイト docs.sun.com
AnswerBook2(TM) コレクション
HTML 形式
オンラインヘルプおよびリリースノート
マニュアルページと README (最新情報) ファイル
Web サイト docs.sun.com では、サンの技術文書をオンラインでご覧になれます。 docs.sun.com にあるマニュアルの内容を参照したり、特定のタイトルや用語を含むマニュアルを検索することもできます。URL は http://docs.sun.com/ です。
Sun WorkShop に関するマニュアルは、AnswerBook2 ソフトウェアを使用して参照することもできます。このソフトウェアは、システムの管理者がインストールの時点で AnswerBook2 形式のマニュアルをインストールしていればご利用いただけます (インストールされていない場合は、システム管理者にお問い合わせいただくか、『Sun WorkShop クイックインストール』の第 3 章を参照してインストールしてください)。AnswerBook2 の使用法の詳細については、『Sun WorkShop クイックインストール』の第 6 章または Solaris のインストール関連のマニュアルを参照するか、ご使用の環境のシステム管理者にお問い合わせください。
Solaris 2.5.1 上で AnswerBook2 形式のマニュアルを参照するには、その前にサンの Web ページから AnswerBook2 文書サーバーソフトウェアをダウンロードする必要があります。詳細については『Sun WorkShop クイックインストール』の第 6 章を参照してください。
次の Sun WorkShop のマニュアルは、HTML 形式で用意されています。
『Tools.h++ 7.0 クラスライブラリ・リファレンスマニュアル 』
『Tools.h++ 7.0 ユーザーズガイド』
『数値計算ガイド』
『標準 C++ ライブラリ・ユーザーズガイド』
『Standard C++ Class Library Reference』(英語のみ)
『Sun WorkShop Performance Library Reference Manual』(英語のみ)
『Sun WorkShop Visual ユーザーズガイド』
『Sun WorkShop Memory Monitor ユーザーズガイド』
HTML 形式のマニュアルを表示するには、次の手順に従ってください。
HTML ブラウザで、次のファイルを開きます。
install-directory/SUNWspro/DOC5.0/lib/locale/ja/html/index.html
install-directory には、Sun WorkShop がインストールされているディレクトリを入力してください (デフォルトでは /opt です)。
ブラウザに、インストールされている Sun WorkShop 製品のマニュアル一覧が表示されます。
マニュアル一覧のマニュアル名をクリックします。
HTML 形式のマニュアルが開きます。
このリリースの WorkShop には、オンラインマニュアル以外に新しい形式のマニュアルが用意されています。詳細は、以下のいずれかを参照してください。
オンラインヘルプ - 様々な作業と内容に関する情報を参照できる、新しいヘルプシステムです。ヘルプを参照するには、「ヘルプ」から「ヘルプの目次」を選択します。すべての WorkShop ウィンドウで「ヘルプ」メニューを使用することができます。
リリースノート - WorkShop に関する一般的な情報およびソフトウェアの制限やバグに関する情報が記載されています。リリースノートを参照するには、「ヘルプ」から「リリースノート」を選択します。
ユーザーコマンドやライブラリ関数などの個々の項目の概要を述べたものです。
マニュアルページを表示するには次のように入力します。topic には、参照したいコマンドやライブラリ関数の名前 (表 P-1 および 表 P-2 の「タイトル」部分) を入力してください。
%demo man topic
マニュアルページは次に示す位置に入っています。opt-install-dir は、インストールディレクトリを示します。
opt-install-dir/SUNWspro/man
man コマンドを使用する前に、MANPATH の先頭に上記のディレクトリの名前を挿入してください。通常は、.cshrc ファイルの中の setenv MANPATH で始まる行か、.profile ファイルの中の export MANPATH で始まる行に挿入します。
次の表に C++ マニュアルページの一覧を示します。
表 P-1 C++ マニュアルページ
タイトル |
内容 |
---|---|
CC |
C++ コンパイラのコマンド行オプション |
CCadmin |
テンプレートデータベースの整理。テンプレートデータベース中の符号化された名前とシンボルに関する情報を提示する。 |
cartpol |
C++ 複素数数学ライブラリ内のデカルト関数/極関数 |
cplx.intro |
C++ 複素数数学ライブラリの紹介 |
cplxerr |
C++ 複素数数学ライブラリ内の複素数エラー処理関数 |
cplxops |
C++ 複素数数学ライブラリ内の算術演算子関数 |
cplextrig |
C++ 複素数数学ライブラリ内の三角演算子関数 |
demangle |
C++ 符号化シンボル名の復号化 |
filebuf |
ファイル入出力用のバッファクラス |
fstream |
ファイル入出力用のストリームクラス |
istream |
書式付き入力と書式なし入力のサポート |
ios |
基本的な iostream の書式化 |
ios.intro |
iostream マニュアルページの紹介 |
manip |
iostream マニピュレータ |
ostream |
書式付き出力と書式なし出力のサポート |
queue |
タスクライブラリに対するリスト管理 |
sbufprot |
ストリームバッファ基底クラスの限定公開インタフェース |
sbufpub |
ストリームバッファ基底クラスの公開インタフェース |
sigfpe |
特定の SIGFPE コード用の信号処理の許可 |
ssbuf |
文字配列用のバッファクラス |
stdarg |
可変個引数リストの処理 |
stdiobuf |
C の stdio で使用するバッファクラスとストリームクラス |
stream_locker |
iostream クラスオブジェクトのアプリケーションレベルでのロッキングに使われるクラス |
stream_MT |
iostream クラスオブジェクトから MT への動的変換、MT から iostream クラスオブジェクトへの動的変換を確実に提供する基底クラス |
strstream |
文字配列を用いた入出力に対するストリームクラス |
varargs |
可変個引数リストの処理 |
vector |
汎用ベクトルおよび汎用スタックを提示する |
次に、C++ コンパイラに関連した情報を掲載しているマニュアルページを示します。
表 P-2 C++ 関連のマニュアルページ
タイトル |
内容 |
---|---|
c++filt |
ファイルを順番通りに読み、C++ の符号化された名前と思われるシンボルを復号化した後、標準出力に書き出す |
dem |
指定した複数の C++ 名の復号化 |
fbe |
アセンブリ言語のソースファイルからオブジェクトファイルの作成 |
fpversion |
システムの CPU と FPU に関する情報の出力 |
gprof |
プログラムの実行プロファイルの作成 |
ild |
プログラムの修正部分だけをリンクし、修正オブジェクトコードを以前に構築された実行可能ファイルに挿入することを可能にする |
inline |
インライン手続きの呼び出しの展開 |
lex |
字句解析プログラムの生成 |
rpcgen |
RPC プロトコルを実装するため C/C++ コードの生成 |
version |
オブジェクトファイルまたはバイナリファイルのバージョン識別情報の表示 |
yacc |
文脈自由文法を、LALR(1) 構文解析アルゴリズムを実行する単純オートマトン用の一連の表に変換 |
コンパイラに関する重要な情報を掲載したもので、次のような内容が含まれています。
新しい機能および変更された機能
ソフトウェアの非互換性に関する情報
現行ソフトウェアのバグ
マニュアルの訂正
README ファイルは、以下に示す位置に入っています。opt-install-dir は、インストールディレクトリを示します。
opt-install-dir/SUNWspro/READMEs/ja
% CC -readme