表 7-3 は、ブリングオーバートランザクション実行時にワークスペース管理ツールが行う処理の要約です。
表 7-3 ブリングオーバー実行時の処置
親のファイル |
子のファイル |
ワークスペース管理ツールの処理 |
---|---|---|
存在する |
存在しない |
子にそのファイルを作成 |
存在しない |
存在する |
なし |
変更なし |
変更なし |
なし |
変更なし |
変更あり |
なし |
変更あり |
変更なし |
子のファイルを更新 (SCCS ファイルをマージし、get によって最新のデルタを収めた g-ファイルを取り出す)。 |
変更あり |
変更あり |
子において SCCS 履歴ファイルをマージし、衝突を発生させ、ユーザーに衝突の存在を通知する。子におけるその時点での作業内容は SCCS ブランチに移動される。 |