コマンド行インタフェースと Web ベースインタフェースの両方で管理アプリケーションを実行して、インストールと構成のテストを実行します。
Sun Ray サーバーにログインします。
% /opt/SUNWut/sbin/utuser -l |
ソフトウェアが正しくインストールされていれば、ここでユーザーのリストが表示されるか、またはユーザーがゼロであることが示されます。コマンドの実行結果がエラーであった場合は、構成エラーが発生しているのでこれを修正する必要があります。通常は /var/adm/messages ファイルに、問題の詳細を示すメッセージが記述されています。
正常に動作するようになったら、第 4 章「初期設定」 に進みます。
Sun Ray サーバーにログインします。
Web ブラウザを起動し、http://localhost:1660 を開くと、Web ベース管理アプリケーションのログインぺージが表示されます。
サーバーの構成時に ポート番号に 1660 以外の番号を指定した場合は、指定したポート番号を使用します。
ドキュメントへのアクセス権限がないというメッセージが表示される場合は、Web サーバーはユーザーがリモートマシンから接続しようとしていると認識しているので、以下の点を確認してください。
ブラウザが Sun Ray サーバーまたはその appliance で動作していること。
ブラウザが、別のマシンを HTTP Proxy Server として使用して Web サーバーへプロキシ接続しようとしていないこと。
管理ユーザー名 ("admin") と Sun Ray パスワード (ワークシートの UTPASSWD) を入力して、「Log In」 をクリックします。
「ユーザー」 リンクをクリックします。
「ID によりすべてのユーザーを表示」 リンクをクリックします。
ソフトウェアが正しくインストールされている場合は、リンク先のページが表示されるか、"No Users Found" というメッセージが返されます。コマンドの実行結果がエラーであった場合は、構成エラーが発生しているのでこれを修正する必要があります。通常は /var/adm/messages ファイルに、問題の詳細を示すメッセージが記述されています。
テストが正常に完了したら、第 4 章「初期設定」 に進みます。