Sun Ray 管理アプリケーションの Web ベースインタフェースは、Sun WebServer 2.1 で動作するように設計されています。ただし、別の Web サーバー環境で実行する場合は、次の一般的なヒントを参考にしてください。
Web サーバーのドキュメントルートは、/opt/SUNWut/lib/locale/html に設定されているか、このパスへのシンボリックリンク (推奨) にします。
Web サーバーの cgi-bin ディレクトリには、/opt/SUNWut/cgi-bin の実行可能ファイルのコピーを格納するか、各実行可能ファイルへのシンボリックリンク (推奨) を格納します。
ドキュメントルートまたは CGI 実行可能ファイルに対してシンボリックリンクを使用した場合は、Web サーバーでシンボリックリンクを使用できるように設定します。
最上位のドキュメント ("/" ドキュメント) に対するすべての要求が /cgi-bin/main にマップされるように、Web サーバーのマッピングを設定します。HTTP のリダイレクト、エイリアス、または同様の機構を使用して設定することができます。
ブラウザとサーバー間の接続を暗号化するセキュリティーソフトウェアをインストールしていない場合は、ローカルホストからの接続だけを受け付けるように Web サーバーを設定します。
CGI アプリケーションがワークシート上で指定した @(CGI_USER) として実行され (第 3 章「ソフトウェアの構成」 を参照)、/var/opt/SUNWut/cgitokens サブディレクトリがこのユーザーにより所有され、このユーザーだけが読み書きおよび実行できるように、Web サーバーを設定します。