Sun Ray Enterprise Server Software 1.0 管理マニュアル

付録 C 言語選択のヒント

この節では、Sun Ray server softwareで言語 (ロケール) を変更できるすべてのインタフェースについて説明しています。

システム管理者用の言語選択

Sun Ray 管理アプリケーションの Web ベースのインタフェース

Web ベースの管理アプリケーションは、以下の 4 言語に対応しています。

Web ベースの管理アプリケーションにログインすると、デフォルトのログインページ (図 6-2 を参照) は、Sun Ray 構成ファイル /etc/opt/SUNWut/utadmin.conf に指定されているように、サーバーのデフォルトロケールになります。

現在の管理ログインセッションに対するこのデフォルトロケールを無効にするには、ログインページの 「Language (言語)」 プルダウンメニューから別のロケールを選択します (図 6-2 を参照) 。詳細は、utadmin.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

自己登録 GUI

Sun Ray サーバーを、自己登録が有効な認証ポリシーを使用して構成すると、ユーザーに表示される自己登録 GUI は、以下の 10 言語対応になります。

自己登録 GUI では、環境変数を介して、オペレーティングシステムのデフォルトロケールから使用するロケールを検出します。表示されるロケールを変更するには、/etc/default/init ファイルを編集し、LC_ALLLC_CTYPE、または LANG 変数を使用して目的のロケールを指定します (LANG 変数の使用を推奨)。変更を有効にするには、サーバーを再起動してください。デフォルト値についての詳細は、init(1M) のマニュアルページを参照してください。


注 -

このファイルには、このサーバー上で起動された任意のプロセスに渡されるデフォルトの環境変数を指定してください。


ユーザー用の言語選択

ユーザーは、Sun Ray 1 設定 GUI を表示する言語を選択できます。

Sun Ray 1 設定 GUI は、以下の 10 言語に対応しています。

dtlogin ページ上で X ウインドウセッションを起動すると、オプションの 「Language (言語)」 プルダウンメニューから別の言語を選択することができます。ここで行った選択は、Sun Ray 1 設定 GUI によって自動的に検出されます。詳細は、utsettings(1) のマニュアルページを参照してください。