Sun Ray server software では、メディアプレーヤや X11 ベルなど、異なるプロトコルに基づく複数のソースを、デスクトップ上で合成して再生します。アプリケーションの再生音量は、デスクトップの音量コントロールには影響しません。Sun Ray server software には、複数の音源 (たとえば、複数のアプリケーションからの音源) を処理できるマスター音量コントローラ (図 1-5) が搭載されています。
解説
ダイレクトアプリケーション音量レベル (たとえば、X11 ベルなど)
Solaris の /dev/audio アプリケーション
Solaris のオーディオデバイスエミュレータの音量コントロール
Sun Ray マスター音量コントローラ
オーディオ出力
Sun Ray 1 appliance のオーディオ出力では、ケースの右側にある内蔵スピーカを使用して、ステレオオーディオ信号をモノラル信号に変換して再生します。スピーカの位置については、図 1-2 を参照してください。
ヘッドフォンを使用してオーディオを再生することもできます (図 1-2)。ヘッドフォンの音量は、「設定」画面または Sun キーボードから調節することができます。キーボードのビープ音は、共通デスクトップ環境 (CDE) から制御できます。詳細は、xset のマニュアルページを参照してください。