Solaris Easy Access Server 3.0 のインストール

SEAS 製品の構成方法

このマニュアルでは次の製品の構成情報を簡単に記述しています。詳細は、個々の製品の文書セットも参照してください。SEAS AnswerBook 文書コレクションは Documentation CD に入っています。SEAS で利用できる文書と文書をインストールする手順については、「SEAS 文書」を参照してください。

DiskSuite の構成方法

DiskSuite 4.2 の構成作業について概要は次の通りです。詳細は、『Solstice DiskSuite 4.2 ユーザーズガイド』を参照してください。

PPP の構成方法

PPP 構成スクリプトを起動する前に、次に示す情報を参照してください。詳細は、『Solstice PPP 3.0.1 管理者ガイド』の「 pppinit による Solstice PPP の構成」節と「構成ファイルの編集」節を参照してください。

PPP 構成ツールを実行するのは、初期 PPP 構成インタフェースを設定するときの 1 回だけです。構成中に間違った場合は、スクリプトの終了時に、保存せずに終了するオプションを選択できます。その後は、ppptool を実行して、PPP 接続を管理します。

PPP 3.0.1 を構成するには
  1. 「SMC」ウィンドウにある「アプリケーション画面 (Application)」タブをクリックして、アプリケーションを表示します。

  2. 左側のウィンドウ区画にある「コネクティビィティ (Connectivity)」フォルダをダブルクリックします。

  3. 「PPP Configuration」をダブルクリックします。

  4. 右側のウィンドウ区画にある「PPP Configuration」をダブルクリックして、pppinit 構成スクリプトを起動します。

WBEM の構成方法

Sun WBEM をインストールする前に、Sun Directory Services 3.1 (SDS) を起動しなければなりません。インストールでは、SDS のパスワードを入力するプロンプトは表示されず、SDS は起動しません。SEAS のインストールが完了した後、CIM Object Manager が自動的に起動して、SDS が構成されていないことを示すエラーメッセージを返します。wbemconfig スクリプトを実行すると、SDS が起動して、Sun WBEM 環境を構成します。SEAS の一部として Sun WBEM をインストールした後は、次の手順で wbemconfig を実行します。

wbemconfig スクリプトを実行するには、スーパーユーザーとしてログインしなければなりません。Sun WBEM 環境を構成するには、次の手順に従ってください。

Sun WBEM を構成するには
  1. 次のコマンドを入力して、スーパーユーザーになります。

    sun% su
    

  2. 次のコマンドを入力して、wbemconfig スクリプトを実行します。

    sun# /opt/SUNWconn/wbem/bin/wbemconfig
    

  3. SDS 管理アカウントのパスワードをプロンプトに入力します。

    wbemconfig スクリプトが起動して、次の操作を自動的に実行します。

    • SDS を構成する

    • CIM Object Manager を起動する

    • MOF コンパイラを起動して、次の 2 つの MOF ファイルをコンパイルする

      • CIM_Schema21.mof - CIM Schema を構成するクラスを提供する

      • Solaris_Schema1.0.mof - Solaris Schema を構成するクラスを提供する

WebServer の構成方法

Web サーバーの管理者を定義し、Sun WebServer Administration Server を構成し、Web サーバーを起動する手順については、『Sun WebServer Installation Guide』の「Configuring the Administration Server」を参照してください。

WebServer を構成した後、次の情報に基づいて WebServer を SMC に追加できます。

Directory Services の構成方法

Directory Services の構成は複雑です。Directory Services を構成する前に、次の節を読んでください。

実装を完全に理解して、全体の指針を決定した後で、『Sun Directory Services 3.1 管理ガイド』の「ディレクトリサーバーの構成」を参照してください。この節では、次の作業について個々の手順が説明されています。

上記の作業に加えて、次の関連構成作業も行う場合があります。

SEAS で提供されている Directory Services の文書のリストについては、「SEAS 文書」を参照してください。

PC NetLink の構成方法

新規にインストールした後、サーバーの NetBIOS と PC NetLink ソフトウェアはデフォルトで次のように構成されています。

また、ドメインに参加して、WINS を設定し、共有を作成する必要もあります。アカウントのパスワードの変更と設定の構成については、『SunLink Server 管理マニュアル』を参照してください。


注 -

インストール時、Administrator アカウントのデフォルトのパスワードが画面に表示されます。デフォルトのパスワードはできるだけすぐに変更してください。


SEAM の構成方法

SEAM の構成にはたくさんの作業が含まれています。SEAM をインストールする前に、次の文書を参照してください。『Sun Enterprise Authentication Mechanism のインストール』には、次のような、SEAS 3.0 Software CD を使用するために必要な作業の手順が説明されています。

Sun Enterprise Authentication Mechanism ガイド』には、次のような、ソフトウェアを事前構成またはインストールした後に行う作業が説明されています。