Solaris Easy Access Server 3.0 ご使用にあたって

Sun WebServer 2.1 の問題

[New] Sun WebServer 2.1 に関する既知の問題を以下に示します。

[Change] Sun WebServer 2.1 を Solaris Management Console と共にインストールする場合の注意事項

Solaris Management Console と Sun WebServer 2.1 を同時にインストールする場合、Sun WebServer 2.1 をデフォルト以外のディレクトリにインストールしようとすると、インストールに失敗します。

回避方法 : 次の手順に従って Sun WebServer 2.1 を再インストールしてください。

Sun WebServer をデフォルトのディレクトリに再インストールするには
  1. Solaris Product Registry を Solaris Management Console から起動するか、またはシステムプロンプトで % /bin/prodreg と入力して起動します。

  2. Sun WebServer を選択し、「全体的にアンインストール (Full Uninstall)」をクリックして Sun WebServer 2.1 を削除します。

  3. 再度 SEAS 3.0 Web Start を起動し、Sun WebServer をデフォルトのディレクトリにインストールします。

[New] Sun WebServer をデフォルト以外のディレクトリに再インストールするには
  1. Solaris Product Registry を Solaris Management Console から起動するか、またはシステムプロンプトで % /bin/prodreg と入力して起動します。

  2. Sun WebServer を選択し、「全体的にアンインストール (Full Uninstall)」をクリックして Sun WebServer 2.1 を削除します。

  3. パッケージ SUNWhttpSUNWhtsvlSUNWjehtp を削除します。


    % /usr/sbin/pkgrm SUNWhttp SUNWhtsvl SUNWjehtp
    

  4. /usr/http ディレクトリを削除します。


    % /bin/rm -rf /usr/http
    

  5. 再度 SEAS 3.0 Web Start を起動し、Sun WebServer をデフォルト以外のディレクトリにインストールします。

[New] トピックを選択するとヘルプウィンドウが機能しなくなる

Solaris Management Console 1.0 でヘルプを使用するために「ヘルプ」メニューから目次を選択する場合、「ヘルプ」ウィンドウの右区画に表示されるヘルプトピックを選択すると、「ヘルプ」ウィンドウが機能しなくなります。この問題は、Solaris 7 システムで発生する可能性があります。

回避方法 :「ヘルプ」ウィンドウの左区画に表示される章を選択してから、ヘルプトピックを選択してください。

Solaris Management Console から起動する場合の問題

Solaris Management Console から Sun WebServer 2.1 を起動すると、常にブラウザとして、hotjava が選択されます。この場合、hotjava 1.1.5 以上をインストールしていないシステムでは、Sun WebServer 2.1 の管理コンソールを使用できません。

回避方法 : Netscape Communicator 4.51 上で、次の URL にアクセスして、 管理コンソールを使用してください。

http://hostname:port/admin/admin.html

Sun WebServer 2.1 のドキュメントについて

SEAS 3.0 では、Sun WebServer 2.1 のソフトウェアのみ日本語化しています。Sun WebServer 2.1 のドキュメントについては、英語版を参照してください。

インストール時の問題

Sun WebServer 2.1 をインストールする際、次の 2 つのファイルが正しくインストールされない (バグ ID : 4223850)

/usr/share/man/sman1m/smancommon.ent

/usr/share/man/sman4/smancommon.ent

回避方法 : 回避方法はありませんが、 必要な man-page ファイルはすべて正常にインストールされ、 man コマンドで参照することができますので、そのままお使いください。