Sun WBEM 開発ガイド

cimom コマンド

cimom コマンドは、CIM Object Manager を起動して追加情報 (オブジェクトを格納したい CIM Repository が入ったホストなど) を取得または指定する場合に使用します。cimom コマンドは、CIM Object Manager の特性を指定できるパラメータを使用します。

cimom コマンドの位置

デフォルトでは、cimom コマンドは次のパスに入っています。

/opt/SUNWconn/wbem/bin/

cimom コマンドの構文

cimom コマンドは、次の 3 つのパラメータを使用します。

パラメータ 

説明 

-help

マニュアルページを開き、cimom コマンドとパラメータの情報を表示する

-sdatabase_server

CIM Repository と共にインストールされるサーバーを指定する。このパラメータは、CIM オブジェクトが格納されている位置を制御する 

-version

CIM Object Manager のビルドバージョンを表示する 

cimom コマンドの構文は次のとおりです。cimom [parameter] [modifier]

[parameter] は、上記の表に示されたパラメータの 1 つです。[modifier] は、パラメータに必要な追加情報です。たとえば、コマンド cimom -s hopskotch では、-s[parameter] で、hopskotch は CIM Repository が入っているサーバー名を示す [modifier] です。