Sun WBEM 開発ガイド

CIM Object Manager の再起動

CIM Object Manager は、init.wbem コマンドまたは cimom コマンドを使用して再起動できます。どちらのコマンドを使用するかは、どのように起動したいかによります。CIM Object Manager をデフォルトホストで再起動する場合は、init.wbem コマンドを使用します。CIM Object Manager を別のホストで再起動する場合は、cimom コマンドを使用します。cimom コマンドを使用すると、CIM Object Manager のバージョンも表示できます。

デフォルト設定による CIM Object Manager を再起動する方法
  1. システムプロンプトで次のコマンドを入力して、システム上でスーパーユーザーになります。

    % su
    

  2. メッセージに従い、スーパーユーザーのパスワードを入力します。

  3. 次のコマンドを入力し、init.wbem コマンドが入っている位置にディレクトリを変更します。

    # cd /etc/init.d/
    
  4. 次のコマンドを入力して、CIM Object Manager を再起動します。

    # ./init.wbem start
    

    CIM Object Manager が起動します。

CIM Object Manager を再起動し、ホストを指定する方法
  1. システムプロンプトで次のコマンドを入力して、システム上でスーパーユーザーになります。

    % su
    

  2. メッセージに従い、スーパーユーザーのパスワードを入力します。

  3. 次のコマンドを入力し、cimom コマンドが入っている位置にディレクトリを変更します。

    # cd /opt/SUNWconn/wbem/bin
    

  4. 次のコマンドを入力し、CIM Object Manager の再起動とホストの指定を行います。

    # cimom -s server_name
    

    server_name は、CIM Object Manager Repository が動作している特定のホストの名前です。

    CIM Object Manager が再起動します。