Sun Cluster HA for Netscape Mail または Message Server の障害検証は、サーバーのサービスを受ける 3 つのサービスポートすべて (SMTP、IMAP、POP3 ポート) でメールサーバーまたはメッセージサーバーの状態を検査します。
SMTP (ポート 25) - サーバー上で SMTP「hello」メッセージを実行した後、quit コマンドを実行する
IMAP (ポート 143) - IMAP4 CAPABILITY コマンド、IMAP4 LOGOUT コマンドの順に実行する
POP3 (ポート 110) - quit コマンドを実行する
障害検証は、これらのテストはすべてについて、検証タイムアウトの間、サーバーからの応答文字列を待ちます。上記の 3 つのサービスポートのどれで検証が失敗しても、サーバー障害とみなされます。誤ったフェイルオーバーを避けるため、nsmail 障害検証はスライド式ウィンドウアルゴリズムを使用して、検証の失敗と成功を追跡します。スライド式ウィンドウ内の検証失敗の数が事前に構成されている数を超えた場合、遠隔検証によってテイクオーバーが開始されます。