以前のリリースでは、Solstice DiskSuite は、ディスクに接続されている 2 つのノード上で、下位ディスクデバイスのメジャー番号とインスタンス番号が同じであることに依存していました。今回のリリースの Sun Cluster では、Solstice DiskSuite は、DID メジャー番号が全ノードで同じであり、DID デバイスのインスタンス番号もまた全ノードで同じである必要があります。scdidadm(1M) コマンドは、全ノード上の DID メジャー番号を調べます。/etc/name_to_major ファイル内に記録されている値が、全ノードで同じである必要があります。
メジャー番号が異なることが検出された場合、scdidadm(1M) コマンドはそのことを報告し、問題を解決して、scdidadm(1M) コマンドを再実行するよう求めます。DID ドライバはメジャー番号 149 を使用します。番号付けで衝突がある場合は、DID ドライバに別の番号を選択する必要があります。次の手順によって、必要な変更を行うことができます。