Sun Cluster 構成では、次の手順で Informix-Online XPS をインストールします。
vi などのエディタを使用して、/etc/hosts ファイルを編集します。たとえば、次のようにします。
# vi /etc/hosts |
/etc/hosts ファイルに次のような行を追加します。
204.152.65.1 ssa28-scid0 204.152.65.17 ssa28-scid1 204.152.65.2 ssa28a-scid0 204.152.65.18 ssa28a-scid1 |
この例の 204.152.65.1 と 204.152.65.17 は、Sun Cluster システムによって主ノード上の SCI カードに割り当てられた IP アドレスです。204.152.65.2 と 204.152.65.18 は、二次ノード上の SCI カードに割り当てられた IP アドレスです。
ノード 1 の場合は、ssa28a-scid0 または ssa28a-scid1 を使用して、クラスタ内のノード 2 と通信できます。2 つの SCI があることにより、メッセージの伝達に使用する接続 (SCI 0 または 1) を選択できます。
Informix の onconfig 構成ファイルは、これらの名前を使用して 2 つのノード間の通信設定をします。
ネットワークセキュリティ - Informix では、インストール中にクラスタノードのプライベートインターコネクト IP アドレスが /etc/hosts ファイル内に存在する必要があります。クラスタのノードのいずれかを NIS または DNS ネームサーバーとして動作するように構成した場合は、ネームサーバーによって、そのプライベートアドレスが権限のないホストからも利用できるようになるため、セキュリティ上、問題になることがあります。クラスタに Informix をインストールした場合は、セキュリティの観点から、ノードを NIS や DNS ネームサーバーとして構成しないことを推奨します。