練習 5: 各ディスクグループにボリュームを作成します。
# vxassist -g group_name -U gen make volume_name volume_size disk_name |
たとえば、acct ディスクグループの最初のボリューム vol01 を作成するコマンドは次のとおりです。
# vxassist -g acct -U gen make vol01 500m c1t0d0 |
コマンドの構文は次のとおりです。
# vxassist -g group_name mirror volume_name disk_name |
たとえば、vol01 のミラーを作成するコマンドは次のとおりです。
# vxassist -g acct mirror vol01 c2t0d0 |
上記の例では、計算を簡略にするため 500M バイト (500m) のボリュームサイズを使用しています。CVM デバイスの実際のサイズは、ディスクドライブ全体のサイズよりやや小さくなります。CVM はプライベートに使用するため少量の領域 (プライベート領域と呼ばれる) を予約するからです。
練習 7: ディスクグループの各ボリュームについて同じ手順を繰り返します。
ディスクグループごとに 1 つのボリュームを作成します。作成が完了すると、次のミラー化ボリュームが作成されています。
表 3-4 ボリュームの総計
グループ |
ボリューム名 |
合計 |
---|---|---|
acct |
vol01 |
1 |
history |
vol01 |
1 |
admin_system |
vol01 |
1 |
log_node1 |
vol01 |
1 |
log_node2 |
vol01 |
1 |
この例では、5 つのボリュームにすべて同じ名前 vol01 を使用しています。異なるグループに属するボリュームには、同じ名前を使用することができます。
# vxassist -g group_name addlog volume_name disk_name |
たとえば、vol01 のログを作成するコマンドは次のとおりです。
# vxassist -g acct addlog vol01 c2t0d0 |