Solaris Resource Manager 1.1 のシステム管理

limdaemon の使い方

デフォルトでは、limdaemonsyslog(3) を使用してメッセージを記録します。時刻はメッセージに含まれます。

limdaemon には、起動時に構成できるオプションがいくつかあります。

次はこの limdaemon コマンドの例です。

% limdaemon -g300 

このコマンドでは、デーモンを起動し、猶予時間を 5 分に設定します。コマンドの後にシェル & 文字を続ける必要はありません。limdaemon を起動すると、それ自身がデーモンになります。つまり、子プロセスがフォークされ、その子プロセスがそれ自身を制御端末から切り離し、独自のプロセスグループに入ります。

管理者は、接続時間使用量属性を頻繁に更新することによるオーバーヘッドの増加と、更新の頻度が少なくなることによるばらつきの増加のバランスをどうするかを判断する必要があります。上述オプションやその他のオプションの詳細は、limdaemon(1MSRM) のマニュアルページを参照してください。