Solaris Resource Manager 1.1 のシステム管理

処置

損傷を検出したら、管理者は、リミットデータベースを損傷していない状態に戻す必要があります。リミットデータベースの一部分だけが壊れている場合には、他のすべての l ノードの内容を保存し、limreportlimadm を使って新しいリミットデータベースに再読み込みできることがあります。このリミットデータベースには、最新の usage 属性と accrue 属性が含まれているので、リミットデータベースの最新のコピーがない場合は、この方法が必要です。リミットデータベースの保存と復元のための手順は、第 5 章「l ノードの管理」を参照してください。l ノードがなくなっているだけのような場合は、limadm コマンドを使うだけで作成し直すことができます。