ログインのようなサービス (utmp ファイルにエントリを作成したもの) では、PAM のセッション管理機能とアカウント管理機能が両方とも /etc/pam.conf に構成されていれば、これらが呼び出されます。
Solaris Resource Manager 製品のセッション管理では、デバイスに対する課金処理をします。接続時間の制限値を超えたかどうかや、onelogin フラグが設定されていて、ユーザーがすでにログインしているかどうかを調べ、該当する場合には、ログインを拒否します。
ログイン可能な場合には、セッション管理機能により、limdaemon プロセスへのメッセージが生成され、ログイン可能であることと、ログインに使用する端末の構成コストがこのプロセスに知らされます。次に、現在のプロセスが login header process (ログインヘッダープロセス) であることと、セッション管理が終了した場合には limdaemon プロセスに知らせる必要があることがカーネルに通知されます。
limdaemon プロセスは接続時間の制限値を監視し、超過しそうになると、警告を出します。