表 B-1 に、Sun Cluster で動作するように共有ディスクを構成するための主な作業を示します。示されている順序に従って作業を行なってください。
表 B-1 Solstice DiskSuite 構成するための主な作業
作業 |
説明箇所 |
---|---|
Solstice DiskSuite 構成の計画 | |
必要なメタデバイス名の個数の算出 | |
scdidadm(1M) コマンドによるディスク ID の作成 | |
metadb(1M) コマンドによるローカル (プライベート) ディスク上でのメタデバイス状態データベースの複製の作成 | |
(省略可能) ルート (/) ファイルシステムのミラー化 | |
metaset(1M) コマンドによるディスクセットの作成 | |
metaset(1M) コマンドによるディスクセットへのドライブの追加 | |
(省略可能) ディスクセット内のドライブのパーティションの再分割 | |
ディスクセットにメタデバイスを作成するための md.tab ファイルの設定 | |
metainit(1M) コマンドによる md.tab ファイルの「実行」 | |
各論理ホスト用のファイルシステムの構成 |
以下の節では、Sun Cluster 用に Solstice DiskSuite を構成するために必要なすべての手順を説明します。
クラスタにディスク記憶装置が 2 つ (2 つのドライブ列) しかない場合は、Solstice DiskSuite メディエータを構成する必要があります。メディエータの構成と管理についての詳細は、『Sun Cluster 2.2 のシステム管理』の説明を参照してください。