ハードウェアに関する次の制限事項に注意してください。
Sun Cluster ノードのペアには、少なくとも 2 つの多重ホストディスク格納装置が必要です。これに対する例外は、Sun StorEdge A3x00 ディスクを使用する場合であり、この場合、拡張装置は 1 つだけでかまいません。
Sun Cluster 2.2 を Solaris 2.6 で使用する場合に限り、SPARCserver 1000 および SPARCcenter 2000 を使用することができます。これは、Solaris 2.6 以降のバージョンで SFE 1.0 の be(7D) ドライバがサポートされなくなったためです。SFE 1.0 be(7D) ドライバは、SS1000 および SC2000 マシン上のクラスタインターコネクトに使用されます。
同じ入出力ボードで UDWIS/DWIS コントローラと SCI コントローラを混在させることはできません。
次の制限事項は、Ultra 2 シリーズの構成にだけ適用されます。
別の基本ハードウェア構成に移行するには、Sun Cluster ノードをインストールし直す必要があります。たとえば、FC/S カード 3 つと SQEC カード 1 つの構成から、FC/S カード 2 つと SQEC カード 1 つ、SFE または SunFDDITM カード 1 つの構成に移行するには、Sun Cluster ノードをインストールし直す必要があります。
FC/S カードに対するデュアル FC/OM は、SFE または SunFDDI カードと組み合わせる場合にのみサポートされます。
SFE または SunFDDI 0 カードの構成でデュアル FC/OM FC/S カードに障害が発生した場合は、ミラー化あるいはホットスペア処理によってではなく、フェイルオーバーによって回復モードになります。
Sun Cluster 2.2 のハードウェアに関する考慮点と手順ついては、『Sun Cluster 2.2 Hardware Site Preparation, Planning, and Installtion Guide』と『Sun Cluster 2.2 Hardware Service Manual』も参照してください。