Sun Cluster 2.2 ソフトウェアのインストール

/etc/nsswitch.conf ファイルの設定

スイッチオーバーやフェイルオーバーの場合にデータサービスを正しく起動および停止するには、/etc/nsswitch.conf ファイルを次のように設定する必要があります。

Sun Cluster HA for Oracle を実行する論理ホストをマスターできる各ノードにおいて、/etc/nsswitch.conf ファイルの group には次のエントリの 1 つが必要です。

group:
 group:		 	files
 group:		 	files [NOTFOUND=return] nis
 group:		 	files [NOTFOUND=return] nisplus

Sun Cluster HA for Oracle は、データベースノードを起動および停止するときに su user コマンドを使用します。この設定により、パブリックネットワークの障害のためにクラスタノード上でネットワーク情報ネームサービスが利用できなくなったときに、su user コマンドは NIS や NIS+ を参照しなくなります。