各 Sun Cluster サーバーに Tivoli パッケージの SUNWsctiv をまだインストールしていない場合は、サーバー上のデフォルト位置にインストールします。
Tivoli パッケージをまだインストールしていない場合は、scinstall(1M) コマンドを使用して、マスターの論理ホストになる可能性がある各 Sun Cluster サーバーに Tivoli パッケージをインストールしてください。
サーバーと管理ノードの両方について、各ノードで hadsconfig(1M) コマンドを実行して、Sun Cluster HA for Tivoli を構成します。
サーバーおよび管理ノードのどちらも、Sun Cluster HA for Tivoli データサービスのインスタンスの作成、編集、削除には、hadsconfig(1M) コマンドを使用します。hadsconfig(1M) コマンドに対する入力については、「Sun Cluster HA for Tivoli に対する構成パラメータ」を参照してください。このコマンドは、1 つのノード上でのみ実行してください。
phys-hahost1# hadsconfig |
Tivoli サーバーと Tivoli 管理ノードのインスタンスのみ、Sun Cluster によって制御するように構成してください。検証に使用する Tivoli 管理ノードを Sun Cluster で制御する必要はありません。
hareg(1M) コマンドを実行して、Sun Cluster HA for Tivoli データサービスを登録します。
このコマンドは、1 つのノード上でのみ実行してください。
phys-hahost1# hareg -s -r tivoli |
hareg(1M) コマンドを使用して、Sun Cluster HA for Tivoli を有効にし、クラスタの再構成を行います。
このコマンドは、1 つのノード上でのみ実行してください。
phys-hahost1# hareg -y tivoli |
これで Sun Cluster HA for Tivoli の構成は完了です。